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プログラミングの練習法(初心者向け)

自分の感覚なのですが「プログラミング」って実感がつかみづらい物なのかなと思います。

なぜなら、触れないからです。

モニターをじっと見ながら、テキストのサンプルや言われたことを記述しているだけでは、なかなか理解や自分の物にしづらいと思います。

初めはサンプルの記述など、真似から入るのは当然なのですが、記述をすることに慣れて来たら「自分の頭で考える」ことをし始めた方が良いと思います。

自分が勉強として、やったことと言えばサンプルで入力したプログラムを「書き換える」ことです。(すごく当たり前のことを言います)

以下にif文の例文をあげます。
ifだけですと、変化に乏しいのでelseもつけます。
(このnoteではUnityを対象としてますので、言語は「C#」です)

int a;

a = 10;
if (a > 5) {
  Debug.Log("aは5より大きい");
} else {
  Debug.Log("aは5以下");
}

上記のプログラムを実行するとコンソールに「aは5より大きい」と表示されます。
変数aに10を代入して、if文で5と比較しています。
Debug文が出力されることで、実行されている行が確認出来ます。

さて、次はaに代入する値を4と書き換えてみます。
実行するとコンソールには「aは5以下」と表示されます。

変数aの値を変更することで、if文の条件式には、あてはまらなくなり、今度はelse文が実行されました。
それもコンソールに出力されたDebug文で確認が出来ます。

ふむふむ、と自分がプログラムを書き換えて実行したことで結果が変わった。そこに理解へと近づく少しの進歩があると思います。

書き換えられる箇所はたくさんあります。
if文の条件式を書き換えたり、Debug文で出力されるテキストも書き換えられます。

自分の頭で考えて、試して、結果を検証してみる。
イマイチ分からないプログラムも何度も書き換えて確認をしてみる。

じっくりとプログラムと向き合って考えることで、自分の物として行くのだと思います。
それはどんな技術でも同じことなのではないでしょうか。
理解するまで繰り返すことで、(比喩ですが)プログラムを使う神経が出来てくるのだと思います。

こういったことを続けて行くと、自分が実現したい動作(ゲームで言えば、キャラの動きやゲームの進行など)に対するプログラムの記述が思い浮かべられるようになります。

生成AIの台頭で、プログラマーの仕事は危ぶまれるかも知れませんが、個人でプログラムを組む楽しみは十分にあります。

ゲームは作りたいけどプログラムが難しいと感じている方もシンプルなプログラムに立ち返って練習を繰り返すことが、理解につながると思います。

すごく初歩的なことを書いてしまいましたし、効率の良さが優先される世の中には、合わない練習法なのかも知れません。

ですが、人の血肉になる(身につける)物には体を使うことが必要だと思いますし、実際に身になっていくのは、少し時間がかかる物なのではないでしょうか。

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