妖精にさらわれた男

アイルランドのフィドラーが妖精にさらわれた話を紹介する。19世紀末に収集されている。

Duchas.ie というウェブサイトに草稿のデジタル化作業を行う篤志家を募集している資料がある。そのうちの The Schools’ Collection という1930年代にアイルランドの生徒が収集したフォークロア・コレクションに妖精譚が含まれている。

筆者は時間のあるときにこの資料の手書きのカードを解読してタイプし、アップロードしている。するとサイトの校閲担当者が見てOKであればサイトに掲載される(掲載されるテクストは Creative Commons の CC-BY-NC 4.0 ライセンスが適用される)。

次に載せるのは承認されてサイトに載ったもの。大げさにいえば原資料の初ディジタイズ化。(ここまでは無料です。)

The transcribed manuscript text is provided free of charge.

そのあとに翻訳と註釈を載せる。

Man kidnapped by fairies.
An old musician - Fiddler Rafferty was once passing the shores of Lough Eagish on his way to a friend's house - Kerry [?]. He had his violin with him. The fairies at McEntee's shore saw him and took him with them to their home there. He had a pleasant and enjoyable time with them for two days and two nights. At the end of this time they left him back at the place on the shore from which they took him. After this he had forgotten almost all his tunes. He said the fairies took them from him. (This happened about 40 years ago).

Collector: Brighid Ní Leannáin
Informant: Michael Lennon
Relation: parent

School: Láithreach
Location: Laragh, Co. Monaghan

http://www.duchas.ie/en/cbes/5162159/5160122
http://www.duchas.ie/en/cbes/5162159/5160123

The Schools’ Collection (collection of folklore compiled by schoolchildren in Ireland in the 1930s) http://www.duchas.ie/en/cbes

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