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10月の読書記録

気づいたら10月終わって11月、残り2か月で今年が終わってしまう。
12月は従前繁忙期だから、少し余裕がある11月に掃除だったり家のことやっておきたいけど、余裕があるとも言い切れないご様子。。。

1.兄の終い / 村井 理子

身内とはいっても絶縁をしているも同然な兄が亡くなったという連絡を受け…の5日間が書かれた本。
作家さんの何がすごいって、自分の周りで起きたことをリアルに・コミカルに・読んでる人が自分事として感じれるような本を作れることだよな…と思った。
エッセイを読んで人生・生活勉強させてもらってます、の気持ち。

2.親の期待に応えなくていい / 鴻上 尚史

毒親に育てられたとかはないけど、親の期待に応得られているだろうか…とかは思ってしまうところ。
敷いてもらったレールをはみ出さずに走って自分で選択をしたという認識が正直なく、自分はどうしたいかで選択することが苦手と自覚している私。
話し合うことの大切さも書かれていたけど、私話し合いって避ける節あるよなぁ…
親離れできない自分の父親にも読んでほしいけど、差し出した瞬間にぶちぎれられそう。と思い込むあたり(実際そうなると思うけど)、コミュニケーション不足を感じますよね。

3.ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい / 大前 粟生

なよなよして~男らしくない~とか言ってしまいかける昭和片足突っ込んでる私もジェンダー文学を学んでみようと手に取ってみた。
けど、やっぱりこびりついた自分の思想はなかなか剥がれないので、ゆっくり最近の脳にアップデートしないと。
男性・女性だと分けずに、人として認識してほしい。って、思ったこともなかったんだよな~

4.私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE / 安達 茉莉子

定期的に訪れる整えたい願望。ミニマリストになりたいわけではなく。
この本は後で買って手元に置いておきたいなと思える本。
これでいいやではなく、自分が納得のいく手元に置きたいものを選んで自分の心地よい生活をする、ことが生活改善運動なのかなと個人的な解釈。
では、私の心地よい生活はどんなものなのだろう…と考えると、過剰な仕事量と家のこともちゃんとしたいという自分のプライド?のアンバランスさを痛感するのである。

5.仕事も人間関係もうまくいく放っておく力 / 枡野 俊明

自分の力じゃどうも代えられないことなのに気にしちゃう…みたいなことが多くあり手に取った本。
待ち受けを things you chan't controlと図解されているものに変えてみた。

6.なれのはて / 加藤 シゲアキ

今月の大本命です、シゲアキ先生。
出す本出す本題材が違うからこんなのも書けるのか!と驚かされる。
1枚の絵を中心に物語が…という展開が原田マハさんを髣髴とさせたけど、途中からはそんなことも気にせずどんどん話にのめりこんじゃって2日もしないで読了。
最後は心が温かくなるような本だった。天才。


意外と本を読めた10月。
手に取る本に自分の心境が現れるのがまた面白いよな~と思う今日この頃。

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