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ドイツ生活53日目 2023/5/5 ボンで晩御飯

今日は会社の上司(まっしーさん)が夫婦旅行で日本からドイツに来ていて、なんとボンに立ち寄っているので晩御飯一緒に食べない?と誘ってくれた!
Bonnは西ドイツの首都だった都市で、今でも首都機能の一部が置かれているらしい。ケルンからはICE(日本でいう新幹線)で20分ほど、路面電車で50分ほど、普通の電車で30分弱で行ける。

私が家を出た時は小雨が降っており、なんと駅までのたった5分の間に日本でも経験したことのないような土砂降りに見舞われた。
せっかく髪を整えて出たにも関わらず、ドライヤー前のびしょ濡れ状態に戻ってしまった。

路面電車で1時間ほど走って、ついにボン中央駅に到着!まっしーさん夫妻が滞在するホテルに着いた頃、曇り空の先に太陽と青空が見え始めた。まさか…これから晴れるのか?

そしてまっしーさん夫妻がホテルから出てきた瞬間、眩しくて目を覆うほどの太陽と青空が現れた。この夫婦はどれほどの強運の持ち主なのだろうか。
色々おしゃべりをしながらお目当てのレストランへ向かう。

Brauhaus Bönnsch  (ボンシュ醸造所)という名前のレストランに予約なしで入ることができた。ボンシュはボンのビールという意味だが、まっしーさんによると中身はケルンのケルシュと同じらしい。実際はどうなのかわからない。

ボンシュ専用のグラスがあった

Leberkäseという挽肉と野菜とスパイスを長方形の型に入れて焼いたドイツの伝統料理を初めて注文。美味しかった!Käseはチーズという意味だが、この料理にはチーズは一切含まれていない。ドイツ人でも最初は間違ってしまうことがあるくらいややこしい名前らしい。

ネギトロのネギの由来は野菜のネギではなく、魚の身を皮や骨からこそぎ取る動作の「ねぎ取る」らしい。ネギトロ丼はほとんどの場合細かく切られたネギが添えられていたり混ぜ込まれていることが多いので、野菜のネギのことだと勘違いしてしまう。それと同じような感じだろう。

まさにビールにぴったりの味

そして2品目はKnödelというこれもドイツの伝統料理。肉団子のように見えるが、原材料はパンを粉々にしたもの(パン粉でも作れるらしい)やジャガイモだ。ほうれん草、チーズ、お肉などを混ぜ込んで丸めて、茹でるか蒸すかして食べる。この料理はミートソースと一緒に食べたが、お肉料理の付け合わせになることも多いらしい。美味しかった!

まっしーさんの指。懐かしい

そして3品目がHaxefleischという豚肉の手足の部分のお肉とSauerkrautという酸っぱいキャベツの漬物とマッシュポテトの料理。これもまさにドイツ料理というような感じだ。本場で食べるザワークラウトは本当にSauer(酸っぱい)だった!
この酸っぱさは発酵させて生じるもので、材料として直接お酢を入れる工程はないらしい。酸っぱさとお肉の濃い味と、それを和らげるマッシュポテトの優しさが良く組み合わさっていた。

ドイツ料理もマスターしたい

話が盛り上がり気づいたら22時をすぎていた。駅に着いたのは22:40頃だったが、運よく22:33の電車が遅れて22:50頃に到着し、それに乗ることができた。帰りは普通の電車に乗ったので30分弱でケルンに到着。

基本は家で自炊、たまに屋台でジャンクフードやケバブを買う、くらいの食生活だったのでドイツできちんとした?外食をするのは今回が初めてだった!まっしーさん夫妻は次の日もし来れたら私の住んでいるケルンにくるらしい!

日本でお世話になっている人にドイツでも会えるのはとても嬉しい!気をつけて帰ってください!

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