ドイツ生活97日目 2023/6/18 チョコレートミュージアム
今日は友達と一日ケルン観光！
朝は家でヨーグルト＋グラノーラ＋バナナで軽く済ませて、まずはケルン大聖堂に！
朝なら混んでいないだろうと思ったが、10時頃に着いたらもうかなり人がたくさんいた。外を眺めてから中へ。
日曜日なので礼拝が行われており、教えを説いている人がいて、たくさんの人が座って聞いていた。途中入場はできないらしく、赤いテープで入場規制がされていた。ドイツ語の勉強になるかもしれないからいつか聞きに行ってみようかな？
ケルンのチョコレートミュージアム＋観覧車のコンビチケットを買ったので、まずは歩いてミュージアムへ。
チョコレート会社を作った人が建設したミュージアムなのだが、今はLindtというチョコレートブランド（東京にもよくある、入店すると必ず味見をくれるお店）が協賛しているらしい。
カカオ豆、カカオの木、生産方法、カカオ生産者の貧困問題、環境問題、SDGsなど多くの観点でチョコレートについて展示されていた。
暖かいところでしか収穫できないので、東南アジア、アフリカ、中南米などが多い。
カカオ豆の生産地ごとにチョコレートは作られている。ラベルが可愛い
これはチョコレート、カカオの保存庫の展示。
カカオからチョコレートを生産する過程でカカオバターというものが取れるらしく、それを使った化粧品がたくさんあるらしい。
聞いたことや見かけたことはあるが、使ったことはない。なんとなく体からチョコの匂いがするのは嫌だなと思って買ってこなかったのだ。
でもこの展示を見たら少しカカオバターに興味が出てきた。
展示はとても文字が多く、読んでいるだけで頭を使う。そして歩き回るので体力を消耗する…。
なんだか甘いものでも食べたい気分になってくる。
そう、ここはチョコレートミュージアムだ。
展示を大量に用意してたくさん読ませてたくさん歩かせる。
そして最後の最後にはチョコレートの生産過程を実際に見せて試食させることで、物販の売り上げに繋げようという魂胆だ。
そして我々も最後の生産過程の展示へ。
ここに足を踏み入れた瞬間に、温かいチョコレートの甘い匂いにふわっと包まれる。
カカオを粉砕してペースト状にする
チョコにレシピ通りのミルクや砂糖を入れたら、最後はチョコレートの型に入れて冷やす。
ボタンを押すとこのチョコが一つポン、っと出てくる機械があった。
やっぱり工場見学というのは楽しいものだ。
チョコを単体で食べるのはあまり得意ではなかったのだが、出来立てのひんやりしているチョコはとってもおいしかった！
さらに上の買いに行くと、いろんなデザインのチョコを作っている工房を見学できる。
ガラス張りになっており、チョコを溶かして型に流し込んだり、飾り付けをしている様子をじっくりみることが出来る。
楽しそうな仕事でいいな、と思いつつも、こんなガラス張りの場所で働いたらうたた寝をしたり少し抜けて散歩に行ったりすることもできなさそうだ。
チョコの展示が終わった後は、カカオ豆の収穫地の歴史に関する展示があった。カカオについて知ることができ、試食もできて満足だったのであまり注意深く見ることはしなかった。
そして展示を出ると、とても可愛いケーキがたくさん並んだカフェがお出迎え。美味しそうだ
そしてお待ちかねのミュージアムショップ！
先ほどの工房で作られているチョコもたくさん売っていた。
これは量り売り。100g＝4.9€で好きなものを一個ずつから注文できる。
早速これでいくつか食べたいものを買ってしまった。
チョコレートミュージアムを楽しんだ後は、すぐそばの売店で昨日と同じPommes＋Currywurstとケルシュビールを注文してライン川を見ながらランチ！昨日と同じものを食べてしまったが、友達は「美味しいから大丈夫！」と言っていた。
そしてすぐそばにある観覧車へ。
この観覧車はおそらく日本の観覧車の5倍以上のスピードで回転している。
一周1分だ。
日本は観覧車はこれでもかというくらいゆっくり回る。
そのため、観覧車で愛の告白をしたりプロポーズをしたり、ゆっくり話したり写真撮影をすることが出来る。
この観覧車は本当に秒針と同じ速さで回るので、数十秒後には頂点に到達し、出発から1分後には元の位置に戻ってくる。
一周では流石にお客さんが満足しないことをわかっているのか、5周したらストップして降りるよう促された。
観覧車の中からケルン大聖堂、ライン川、チョコレートミュージアムを見下ろすことができて楽しかった。
そして夜は彼と合流して大聖堂近くのレストランで食事。
友達はケルシュ、彼はラドラー、私は暑くて頭が痛かったのでノンアルのレモネードを注文した。
いかにもドイツ！な料理を頼もうということで、ザワークラウト、ソーセージなどの盛り合わせを最初に食べた。
そして8時頃に友達を見送りにケルン中央駅へ。
ここからまたロンドンに戻って、日本へ帰るらしい。
わざわざロンドンから来てくれてありがとう！
ケルンに3ヶ月いたけど観光らしいことはあまりしていなかったので、今日はまさに観光客！な1日を過ごすことができて楽しかった。
ケルンはとてもいい街だ。せっかく住むことができているのだから、もっといろんなところに出かけていろんなものを見よう！と思えた。
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