過剰摂取注意!TOOBOEの合法的「錠剤」
『チェンソーマン』のこれまでのEDについても書いてます!次の文のリンクから飛べるので、一緒に読んでいただけると嬉しいです◎
チェンソー、猫、ベース。多彩なイントロで映像を彩ってきたEDたち。4話目にして「うわぁぁぁぁぁああああああああ!!!」から始まったのは笑ってしまった。いや、ちゃんと言うと最初はiPhoneぶん投げそうになった。耳がイカれるかと思った。
それと同時に、私がTOOBOEに期待していた無茶苦茶っぷりが最初から炸裂しているのが嬉しかった。そんな狂気とポップが入り混じる、TOOBOE「錠剤」を解剖していきたい。
絶叫しながらも溢れるこのポップさは、”読み耽って精神が拗れに拗れた私みたいな人間全員とチェンソーマンのアニメを楽しみたい”というTOOBOEの感情の表れなのかもしれない。現に自身のSNSでは毎週『チェンソーマン』キャラのイラストを投稿、ファンとして楽しんでいるのが伝わってくる。
いろんなパワーちゃんが楽しめるコミカルなED映像は何回も観たくなる中毒性がある。
ただ、今回はオフィシャルのMVに注目したい。再生回数850万回越え(2022年11月21日時点)のメジャーデビュー曲「心臓」でもMVを手がけた擬態するメタと再びのタッグ。曲の雰囲気にぴったりな、キャッチーながらなかなかにエグい世界観が見事に画面に表れている。
マフィア構成員と女の子の恋愛模様。しかし女の子はなぜかマフィアに追われていて……。3分半の中にちゃんと起承転結がある。
あと、えっち。MVに年齢制限がかかっていると公式が発表したときには何事かと思ったが、たしかにと納得。バイオレンスで色気ある大人の雰囲気が散りばめられている。エロいというよりえっち、そう言いたくなるのは画面の配色だったり絵柄だったりのデフォルメ具合が絶妙だからだろう。
ちなみに「錠剤」のMV、「心臓」のキャラが紛れ込んでいるシーンがある。遊び心ある仕掛け、ぜひ探してみてほしい。
チェンソーマンのEDとして聴いてみると、”もう一度考えておくれ 強くなりたいと思え 支配を取っ払って自由になろうぜ”という歌詞にニヤリとしてしまう。
TOOBOEのファンとして聴いてみると、心の奥底を急展開で暴露していくようなこのスピード感が爽快でたまらない。
そしてED映像でもMVでも2度楽しめる。素晴らしいお得感。
完全に私情だが、TOOBOEは「心臓」で一聴き惚れしてから推し続けている。先日ライブに行く機会があり、”みちゃこが2022年に出会えてよかったアーティスト”のTOP5入りを確実にした人だ。楽曲とは打って変わった謙虚さや、ステージ上の自然体っぷりに惹かれたのでみなさんもぜひ、他の楽曲を聴いたりライブに足を運んだりしてみてほしい。「心臓」「敗北」「ivory」おすすめです。
みんなで「錠剤」を過剰摂取して、合法的なオーバードーズをしよう。
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