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〜サウナが流行った理由〜忙しい日常からの避難所になっている件。

開放感に身を委ね、
雑音やストレスを忘れるひと時、、

そんな至福の時間を提供してくれるサウナ

数年前まではおじさんの嗜みのような立ち位置でしたが、2019年頃から若い男性を中心に
"ととのう"を求めるサ活がブームとなっています。

以前から存在していたサウナが、いまなぜ流行ったのか?

これは、
忙しい毎日からの避難所「リトリート」として、サウナが求められていると考えられます。

※リトリート…「退却」「静養先」「隠れ家」「避難所」「黙想」。日常から離れて心身を休める意味で使われる。


そんなサウナが与えるリトリートの効果について脳科学や心理を交えて解説します!

1.脳疲労を忘れる圧倒的リフレッシュ!

私たちの脳疲労を表す例として、
現代人が1日に受け取る情報量は
平安時代の一生分、
江戸時代の1年分である
と比喩されます。

確かに今ではスマホでなんでも調べられるし、
あらゆる情報が視覚や聴覚を使って入り込んできますよね。

江戸時代から400年、
平安時代から1000年以上経過どころではなく、
数万年前の狩猟生活の時代から私達の脳の仕組みは変わっていないと言われており、

そう考えると、
同じ1日、1年という時間を過ごしていても、現代人が感じる脳へ負担は半端ではないとイメージしやすいのではないでしょうか。

サウナは、サウナ→水風呂→外気浴とを繰り返す事で交感神経と副交感神経が急激に切り替わり
気分を高揚させ幸福感を感じるエンドルフィンが分泌。

これが"ととのう"の正体であり、脳をリフレッシュさせる効果だと考えられています。

2.自分と向き合う時間の創出

私はどこにでもいるベンチプレス100kgあげるサラリーマンですが、
本業で平日8時間労働と考えると、最低でも1日の30%は仕事に費やしています。

残りの70%のうち、
睡眠7時間、3食に1時間ずつ費やすと仮定すると、
30%が睡眠、10%が食事
残り30%の中で、世の中で発信されているあらゆる欲を満たす情報を取捨選択しています。

そんな情報が飛び交う毎日にいると、

ふと、本当に自分が望む"こうなりたい"といった将来への希望のように、
持続的な幸福状態「ウェルビーイング」を満たすためになにをしたいのか、自分自身と向き合う時間が少なくなってしまいます。。

※ウェルビーイング…肉体的・精神的・社会的にすべてが健康で満たされた持続的幸福を表す概念

だからこそ
サウナは「リトリート」の場、時間として心身を癒し、自分自身と向き合う時間の創出となるため流行っているのではないでしょうか。

3.ハマりすぎ注意!サウナに落とし穴。。

「すべての疲労は脳が原因」の著者で有名な疲労の専門家、梶本修身医師によると、

サウナは自律神経への負担をかけているため、
睡眠や頭痛、肩こりなどの健康に影響が出る可能性を懸念しています。

ほどほどに嗜むことがなにごとにも大切ですね。

4.まとめ

サウナが流行った理由は
・交感神経と副交感神経が急激に切り替わり、
ドーパミンやエンドルフィンが分泌されることによる圧倒的リフレッシュ体験!

・自分と向き合うための時間として、忙しい日常からの避難所「リトリート」の場になっている

・用法容量を守りサウナを正しくお使いください

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ストレスケア・カウンセラー はま

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