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レジュメ代わりのセルフイントロダクション

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なかなか履歴書や職務経歴書から人を理解するのも、されるのも困難かなと思います。そこで良い機会なので社会人20年目の節目として自己紹介を兼ねてここにまとめたいと思います。

■大学卒業〜社会人の頭

いわゆる就職氷河期と言われた2000年卒業となります。
(自己分析が大事、自己PRが大事と盛んに言われていた時期でもあります)

「広告に携わる仕事」したいというゆるい妄想だけで就職活動を行い、まだベンチャーという言葉も無かった頃に今でいうベンチャー企業に入社することとなります。

セールスプロモーション、ECサイト運営中心の業務。
この時に、Google Analytics(初版は2005年)があったら色々便利だったのにな、と思います、笑。

で、ここで電通さんと仕事をしたことが実はターニングポイントになります。

TV、新聞、雑誌、ラジオ・・・インターネット
(ネットバブル崩壊のタイミングでマーケットはネットの支持は少なかった時期です、むしろ怪しいとさえ言われていました)

ただ「今後ネットが世の中を変えていくだろう」と考え「ネット業界でキャリアを形成しよう」という意思決定を行います。

そこで、ネットで最も勢いのある分野は何だろう?と考えた際に「検索」でした。時は、Google、Overtute(現Yahoo!に踏襲)日本上陸の寸前で、Yahoo!Japanに次いで、MSNやディレクトリ検索が標準だった時代。

そこで意を決してLookSmartという、いわゆるリスティング広告事業を営む外資系企業にジョインします。

<一瞬脱線します>
この頃、並行してフードファイターとして、一世風靡いたしました。

■Looksmart時代(約2年)

セールスマネージャーとしてダイレクト、代理店経由の営業を通じ、多くの広告主(大きなところだと楽天さん)を担当しました。ビジデブとしてはTBSさんとディレクトリの提携を締結をしたことが記憶に強く残っています。

ここでは、伊藤忠〜マッキャン出身の上司に色々仕事の基礎(仕事において年齢は関係ないという考えや、メールの一字一句の大切さなどをはじめ色々)をインストールいただきました。

その後、何と・・・Google、Overtute(現Yahoo!)の猛追撃により、同社はバリューコマースに吸収されることに・・・oh my God!

そして同時に「もっとネット広告のプロになりたい」という想いに駆られ、であれば「代理店だよね!!」ということで、サイバーエージェントにジョイン(まだアメブロも誕生していない時代)することになります。

■サイバーエージェント時代(約10年)

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インターネット広告事業本部のメディア部門で、Yahoo!Japanを含む多くのメディアのバイイング、プランニングを行いました(結果、色々な業界で100社近く以上をプランニングしました)

勢いのあった時代(今もですが)で、営業側と協力し貪欲に数字にコミットを続け、当時、四半期で初の30億超え(2019年の段階では20倍以上になっていますが・・笑)をして、大いに盛り上がったことが懐かしいです。

また、総合代理店の牙城を崩し、約1億円のWeb部分のキャンペーン予算をまるっと某飲料系ナショナルクライアントからいただいた時のチーム(20名)に入らせてもらったのも良き想い出です。

さらに、チームを持っていた時は、非常に気の強い女性2名に囲まれ、少し悩んだ時期でもありました。そこで自分がフォワードではなく、2名をフォワードにおいて、自分がミッドフィルダーに下がった方が、良い場合もあるという、いわゆるチームとして点が取りやすい体制にしようという気づきも得たのも良い想い出です。(ちなみに、この2名の女性とは今も仲良しです、笑)

代理店部門には、若く優秀な人が多く、非常に刺激を受け、時には疲弊しつつも、支え合ってやってこれた青春時代です(今は時代的にも体力的にも世間的にも厳しいかと思いますが、仕事の終わりの0時過ぎに、もっと仕事の話をしたく、飲みに行くということもしていました)

本気で仕事を通じて切磋琢磨したメンバーが多く、今でも社内外で深い繋がり、絆があることに感謝です。

DeNA Qualityにもある「コトに向かう」ことを同社でも皆大事にしており、善意で本音で言いたいことを言いつつ、絶対勝とうという意識が強かったんだなと思います。

<一瞬脱線します>
ちなみに当時のサイバーのミッションステートメント(行動指針)はこちら

・インターネットという成長産業から軸足をぶらさない。
・ただし、連動する分野にはどんどん参入していく。
・オールウェイズFRESH!
・能力の高さより一緒に働きたい人を集める。
・採用には全力をつくす。
・若手の台頭を喜ぶ組織で、年功序列は禁止。
・スケールデメリットは徹底排除。
・迷ったら率直に言う。
・有能な社員が長期にわたって働き続けられる環境を実現。
・法令順守を徹底したモラルの高い会社に。
・ライブドア事件を忘れるな。
・挑戦した敗者にはセカンドチャンスを。
・クリエイティブで勝負する。
・「チーム・サイバーエージェント」の意識を忘れない。
・世界に通用するインターネットサービスを開発し、グローバル企業になる。

そんな代理店部門において、結果、何度か表彰いただく機会もいただきましたが、今思えば、当時の自身の視座感はまだまだ低いなと思うことが山程あります。

その後、5年経過のうちに新規事業部門に異動となり、あるゆるメディアのマネタイズ事業などを行います。ADNW(アドネットワーク)が進化したタイミング(DSP、SSP、Ad Exchange)でもあり、アドテクの面白さを体感しました。

また、ジギョつくという制度があり、盛んに参加もしました。色々な案を出し、当時決勝に残った案はペンディングになったのですが、それが数年後のAWAであった・・・!というのは当時一緒にプランを考えた先輩との中だけで、勝手に盛り上がりました。

<一瞬脱線します>
この頃、新規事業に触発され、エンジニアリングの触りをしっておこうと、生まれて始めてMacを購入し(今はヘビーMacユーザー)スマホアプリ(当時はiPhone3GSが出たばかり)の開発にプライベートでチャレンジしてみました。本屋でソースコード例の書いてある書籍を買い漁り、土日引きこもって、デザインも自身で行い、iOS(メインはObjective-C)で3つ、Android(メインはJava)で1つ、無料アプリとしてリリース。何と、うち一つがノンコストのプロモーションで、ランキング8位までいきました。2011年10月15日放送のTBS系列「王様のブランチ」にも取り上げられることになります。

そして、ソフトバンクさんからお声がけをいただき「初心者でも作れるアプリ開発」「ビジネス職と開発職の関わりから」「コストゼロのアプリプロモーション」などといったテーマで講義をさせていただく機会もいただきました。

非常に楽しかったですが、さすがに、もう進化したプログラミングは無理です、笑。

その後、2年経過のうちに組織改編により新規事業部門解散となるタイミングでいわゆるモバグリ(Mobage、GREE)時代、スマホシフトの到来、一気にゲーム事業が伸びるタイミングでゲーム事業に携わることになりました。

ゲーム自体に興味は無かったのですが、成長産業には張るというサイバーの方針で大人数が各子会社のゲーム事業に出向。

ここで自身はCygamesに出向しました。
時は神撃のバハムートのリリース。「アプリマーケ」と「社内外の広報」など広報、宣伝分野を1名で担務することになりました。

最初の仕事として、コーポレートサイトのリニューアルと、プロダクトのブランドページ制作を、あり得ないスケジュールでやることに。PhotoShopやサーバーの仕組みも覚えました、笑。

その後、TVCMをメインで担当させていただくことになり、マスの奥深さと難しさを体感します。答えが無いクリエイティブを考え抜くということが凄く大変でしたが、楽しかったです。

そして、元P&G→DeNA(現Bloom&Co.)彌野さんのご協力もあり、当時スマホゲームでは新しい形の戦略のCM(守秘義務的に内緒です)がハマり、1ヶ月で2桁億円のテーブルに一気に乗り、ここからCygamesの爆発的な成長がスタートしました(と思っている)

数々のデータドリブンのCMを各タイトルで実施、グランブルーファンタジーのサイト制作と、初回のCMを担務後に、Cygamesの知見をグループに展開ということで、出向から戻り、グループ横断のマーケをやることになりました。Ameba事業側とも連携することがあり、全社宣伝本部にも席と籍を用意いただきました。

なお、Cygamesの2年で社員数25倍、売上100倍という(普通に考えるとあり得ない)ビッグストリームに乗れたことは非常に有意義な経験であったと思っています。

当時社長と話して決めたことはある意味のブランドアイディティとして、今のCygameのベースとなっていると自負しております。これは結果が出たから言えるというより、きっと何か起こるなというワクワク感に基づいたものでもあります。

・売上という言葉は一切表に出さない+現場では発信しない
(ユーザーが楽しいかを全ての判断基準とする)

・スマホゲームではなく、全てのデザインをコンシューマーレベルに合わせる

・オフィシャルの広告物と販促物全てにおいてはモノトーン以外は指定の赤色しか利用しない 

・タイトルありきではなく枕詞にCygamesを付加しコンシューマー同様のメーカーで指名購入をいただく(任天堂の●●、コナミの●●、セガの●●、←スマホゲームではこれがない、mixiでからモンストをやるわけではない、ガンホーだからパズドラをやるのではない、ただCygamesデベロッパーならやるという支持層を作っていく)

グループ横断のマーケでは、今までのジェネラリストの経験が功を奏し、上流から現場まで国内のアプリにおいてはマーケ全体をいただける機会をいただき、シームレスに仕事に携われて楽しくありました。

そんなこんなで、サイバー歴も10年に・・!

そんな時に「もっと初期からいたらもっと楽しかったのではないか」「ある程度環境にも恵まれている今、自分の力を客観的に試したい」ということを考えるようになりました。

そのタイミングで、ビッグストリームに身を投じて来た経験を、ということで、バンク・オブ・イノベーション(BOI)からのお誘いがあり、思い切ってジョインすることとしました。

サイバーを卒業するのは凄く凄く悲しかったですが、当時離婚もした時期(どうでも良いですが、笑)で、神様が新しい環境も良んじゃないか( T_T)\(^-^ )と背中を押してくれたのかもしれません。

(最後の最後まで引き止めてくれた宣伝本部長N氏には感謝しております)

今でも仕事の一部ベースはサイバー時代のDNAを引き継いでいる部分があると自覚しています。

OB達の集まり

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■バンク・オブ・イノベーション時代(約3年)

マーケ(特にプロモーション寄り)が得意分野だった自分。
バンク・オブ・イノベーションでは、社内の人事戦略を担務することになりました。サイバーエージェント、Cygamesという実は全く異なる文化の急成長企業の経験に加え、あえて人事経験者ではなくフラットな視点で作っていくことが求められたためです。

正直、最初は何から何をどうするか分からずてんやわんやでした、汗。

まず、やろうとしたのは組織がどういう方向に向かおうとしているのか、何をゴールにしているのか、そのために逆算して今のカルチャー、評価・育成・給与などの制度や仕組みは適切なのか、人事に纏わる全てを分析し、何をいつまでに実施するかを握り、それを遂行していきました。

新卒研修が終わった時には、新卒から逆サプライズいただいたのは嬉しかったです。

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また、人事もイチ役割でしかなく、組織成長のために、他にやれることとして、各プロデューサーが個別に代理店に相談していたマーケティングの部分を担うマーケティング(兼アライアンス)の部署と、コーポレート、事業の両面においてファンの規模を拡大するために広報の部署を立ち上げました。

安定した広告運用に加え、Googleとの戦略的パートナシップや、あるアライアンス(秘密保持の観点伏せます)により、後のIPOに向けてインパクトある利益を生み出すことが出来たことが自身の中での大きな成果だと感じております。また地方でテストCMも展開しました。

同時に執行役員として、対外的発信と社内のモチベート全体に責務を追いました。

ただ、ここで未熟だった自分がおりました。

「自分の中の当たり前は、決して他の人の当たり前ではない」

「スピードは大事だが、メンバーのハラオチなくしてスピードを上げすぎるとヘイトに繋がる」

この2点を、よくよく気づきました。

また、オペレーションラインを守ることが大事なのではなく、そもそも適切なオペレーションラインとは?という前提から考えて組織は作っていかないといけないなと・・・

過去のビジネス人生で色々学びがあった時期だったと回顧する次第です。

この頃は、社内外の役職者(主にベンチャー経営層)にも会う機会も多く、色々な価値観を持っているトップがいることが興味深くありました。

エンジニア上がり、クリエイター上がり、コンサル上がり、ビジョンで引っ張る方、プロダクトで語る方、背中で語る方、など・・・

組織は皆の力が大事なのは言うまでもないですが、結局はトップだなと。トップ次第でどうにでもなってしまうのも組織であると。
そこで、もっとトップに立つ人の気持ちを理解できないとならないと考えました。

そもそも他人が他人を100%理解するというのは難しいという前提で、それならば一つやり方があると思いつきました。

起業です。

親が自営業だったこともあり、小学校の頃から実は少し興味はありました。
あるあるですが、いつかいつかだといつになるか分からないことも頭では理解していました。

When are you going to do it?
Now!

学生起業家もいれば、レイ・クロックは52歳、カーネルサンダースは65歳で起業、坂本孝は50歳と71歳で起業していますが、わたくしはやるなら今のタイミングしかないなと思い、やってみないと分からない世界があるだろうと、会社員と同時並行で起業をしてみることにしたのです。

サイトは既に閉じていますが、ナルリノという会社です。
事業軸はいくつかありましたが、以下をメインと据えました。

「PR、CM関連のコンサル事業」
※PRに課題を持っている起業が多いし得意分野

「各種アプリのアジアへのインバウドアウトバウンド事業」
※アジアのデベロッパーが日本でパブリッシングしたい、日本のデベロッパーはアジアでパブリッシングしたいという需要があったし、ネットワークもあった

また、上記に加えて、AR(拡張現実)×VR(仮想現実)の融合技術であるMR(複合現実)のコンテンツをリアルで提供するTIFFONIUMダイバーシティ東京 プラザに立ち上げ〜3ヶ月間の運営を行いました。

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施設側との契約の都合上、2週間で開店まで持っていかなければいけないというプロジェクトで(施工や工事もあるし、アルバイトの採用〜研修もあるし、開店告知もあるし、笑)思い返したくないハードな思いをしました。

三井不動産さんから開店までのギネス記録だよ^_^と言われたのは良き想い出です。

さてさて、起業は一見順調に見えますが、結果、向いていないことが判明します。

理由は以下2点です。


・社会においてあらゆる面の課題は大いに感じるものの自分が先頭を切って、人生をかけて変えてやろうという確固たる信念がない。
(食っていければ良いという考えもありますが、であれば起業する意味はう薄いなと思うため)

・半年後、1年後、事業がどうなるかという不安はあって当たり前だが、心理的に、その心配が占める割合が非常に大きい。
(何とかなるさ、死にはしないから大丈夫、という気になれなかった)

よって、わたくしは、起業(浅いですが)を通じて、組織で誰かの右腕か左腕になった方がパフォーマンを発揮するし、自分×組織×社会のためにも、その方が良いな、ということが身を持って分かったのです。

そもそも、バンク・オブ・イノベーションと、いつまでも起業の並行は出来ず(そもそも筋も通らない)ため、起業発案のタイミングで、その年の退職予定だったため、どうしようか?になります。

一瞬、サイバー出戻り案もあったのですが、それはさすがになと思っている最中、yentaナイルの代表の高橋飛翔(リンクは当時のもの)と知り合ったのがきっかけで、ナルリノ(自身の会社)で、少しお手伝いをしていた、ナイルにジョインすることとしました。

ジョインの理由は各役員の人柄(誰の下でも良いなと思えた)のと、当時スマホゲームという大きな波を経験しましたが、ちょうど100年に一度の自動車産業の革命期、MaaSという波が来ていたのです。

サイバーエージェント藤田社長の言葉に
「成長産業に身を置くべきである」だと考えている最も大きな理由は「ビジネスマンとしての生涯価値を高められる経験が積める」
とありますが(粒度を違うものの)これを実行したのです。

■ナイル時代(約2年強)

メディアテクノロジー事業、デジタルマーケティング事業の2大黒字事業に加えて、モビリティサービス事業が立ち上げるタイミングでした。

定額カルモくん(旧称:マイカー賃貸カルモ)

※ネット特化の個人向けカーリース(金融的側面の名称)
※車のサブスクリプションサービス(サービス形態)

最初は約5名+業務委託の方くらいで「マーケ」「広告出稿」「広報」「インサイドセールス」「グロースハック」の6役をやることになりました。プロダクト誕生はゴールでも無いのですが、凄くスタートとして苦して楽しいなと思いました。

何の因果か(自分が求めているんでしょうが)こういう、複数役割を行うことが多いです、笑。

スピンオフで社長の誕生日会の幹事などもやりました。

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幅広く深く実務をしてきたため、限られたリソースで80%の成果を出すことは非常に得意だと自負しております。至極当然、最も大事な概念を理解し、成果に繋がることをあらゆる角度から優先度を設け同時並行で実行していけば良いからです。(ここは感覚によるところもありますが、メンバーのために根拠を視認できるような工夫をしています)

ただ、80%→90%以上に持っていくには、そこに集中していかなと難しいなと思います。

サービスがローンチし1年経ち、事業成長の光明が見え始めた頃、NNXに選出いただき、2018年度の新規事業部門MVPにも選ばれ、そして優秀なメンバーも増えてきました。複数の役割を担務していたものの、徐々にそれを渡せることになりました。

その頃のインタビューはこちら

経営会議や合宿などにも参加させていただき、その中で発案したことがベースとなりバリュー(行動指針)だけではなく、どういった場合に、バリューが体現されるか、またその評価軸の目安を明文化した「事業家ガイドブック」の作成や、経営陣とシンクロすべき、マネージャーの成長が組織成長に比例するという考えのもと、部署横断マネージャー合宿(レギュラー化)を発案、計画をし、人事とも連携し、実行させていただいたのは、残せた良き資産だなと思っております。

そんな折に約15億円の調達(広報として調達リリースも事前に仕込み、多くのメディアさんに取り上げてもらいました)が完了し、より事業加速が進みました。

そして、わたくしは、広報やTVCM(プロダクトが、地方×マスのコミュニケーションラインと親和性が高いものだったので実施)に集中し外部コミュニケーションに集中していきました。
お陰様で、ネットメディアのみならず、TBSさん始めとした、マスメディアにもサービスを取り上げていただく機会が増えました

<一瞬脱線します>
TBSさんというと、2017年に「マツコの知らない世界(大食いの世界)」や「水曜日のダウンタウン」などに出演させていただいたり、同局の番組企画のブレストに急に呼ばれたり、色々TBSさんとは縁がございます。

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そんなこんなで、事業も右肩上がり、次なる全社の課題は本格的な採用です。ナイルはモビリティサービス事業だけではなく、メディアテクノロジー事業、デジタルマーケティング事業も順調で、より伸ばしていくために多くの優秀な人が必要です。

これは個人的な感覚ですが、同業界で優秀な人は、それぞれ理由があり、以下のいずれかに行ってしまう傾向があるなと思っています。

・GAFA系
・メガベンチャー系
(過去から遡ると、楽天、サイバーエージェント、DeNA、LINE、メルカリの拡大時期)
・完全なスタートアップ
・起業

ちなみにわたくしが思う優秀な人の最小公約数(あえてこの言葉)の定義は以下です。

・評論家ではなく事業家気質がある
・該当ドメインの戦略、設計ができる
・現場業務のスキルもある
・汎用的なスキルがある
・コミュニケーションが社内外で円滑に取れる
・不必要なプライドがなく謙虚である
・感性とロジカルさを持ち合わせている
・セルフスタートで動いて、成果、結果を出す
・給与同等以上のパフォーマンスを出す
・上司、経営陣が何を考えているかを想像できる
+組織におけるバリュー(行動指針)を体現できる人

意外と100名前後規模のベンチャーは採用に苦しむ部分があるのです。
あえてその会社に行くべき理由や動機づけが意外と難しいためです。

採用人事は本当に大変だと思います。
熱い仲間、急成長、未来の創出、世の中を変える、働きやすい環境・・
というありきたりな、どこも使っている言葉では昨今、アトラクトは弱いです。

またビジョン、ミッション、バリュー的なところも、多くの企業が設けておりおり、それなりに、聞こえは良いものです。

妥協(定義による)した採用は、企業成長を推進しないどころか、マイナス要素にもなり得ます(当たり前ですが)

なかなか、正解はない中で、それでも採用はベンチャーにとって必要かつ最も大事といって過言ではない要素です。一定コストも発生します。

そこで、わたくしは、約50名となったモビリティサービス事業を離れ、社長室にてリファラル採用の基盤づくりをすることになりました。

■ネクストステージ

某ベンチャー企業が52億を調達しました。
最初はBtoB?SaaS?最近タクシーADで見る会社か。
何をやっているかイマイチ分からないが・・・という感じで知っていた企業でしたが、プロダクト責任者(元DeNAで凄く優秀)の知人と会ったのがきっかけで、社長と、その後4回も会うことになり、結果マーケティンググループ全体の責任者(GM)の代理(=責任者は社長)として、ジョインすることとなりました。

過去経験したことないカオス(かつ業務はオンライン中心)の中、入社したばかりのメンバーを従え、右往左往し、前年比約400%の売上を上半期で達成したという、非常にエキサイティングな経験をしました。

※ここは話すと長いので抜粋させていただきます。

そして、下半期は、課題である、ブランド戦略とPRにフォーカスしている次第です。

▼参考情報

■得意なこと×6
①当りさわりが基本マイルドなところ
②コミュニケーションアイデアの戦略設計
TVCMに関わる全て
(恐らく日本で一番優位なバイイングとプラニングができます)
④勘が高い確率で当たること
(無視してください)
⑤客観的思考
⑥プレゼン資料作り
(サイバーエージェントで副社長日高さんの総会資料作成役)
■苦手なこと×6
①同じことや本質的ではないことを延々と続けること
②全ての会ったことのある方の名前を覚えること
(人に興味がないわけはないないですが)
③ゴールを見失う議論
(KGIではなくKPIばかりの話)
④前提が異なり過ぎる場合のコミュニケーション
⑤人目を気にしないで自分流でいること
(そうなりたい+そうなろうとしている)
⑥口頭の瞬発的ロジカルコミュニケーション
(一瞬持ち帰ってテキストにすると凄くロジカルです)
■価値観や信条
・職務も役職も、企業が成長する上での役割でしかない
・任せる(任せられる)と自分勝手にやって良いは全然違う
・マーケティング予算は自分の財布から出す覚悟を持って利用する
・個性、ダイバーシティは大事だが、組織で働く以上は、共通の価値観を持たないと単なるバラバラの集団で終わる
・他社を参考にするのは良いが、真似ても上手くいくものではない
・売上、利益はあくまで社会への価値貢献の対価
・「自身のバリュー」→「企業・事業成長=売上」←社会・クライアントへの価値貢献の対価」三つ巴が成立すること
■考え方(マーケティング分野)に影響を受けている人
足立光氏
著:世界的優良企業の実例に学ぶ 「あなたの知らない」マーケティング大原則

西口一希氏
著:たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点のマーケティング

本田哲也氏
著:戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則

他、藤田晋氏、日高裕介氏、南場 智子氏、築地 Roy 良氏
 ■主なnote記事
昨今のマーケティング論などに関して

TVCMの効果最大化のための基本的ノウハウ

サイバーエージェント、Cygamesに学ぶ急成長組織における10の組織法則と10の事業、サービス作りの法則

グロースハック要素
■おまけ
・エニアグラム4(クリエイター気質)
・リモートで南国でいつかは仕事をしたい
・健康あっての仕事であり生活

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