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#81 失敗した時にどうするか

失敗学の畑村洋太郎さんの
「やらかした時にどうするか」
の新書(紙媒体)を再読しています。

失敗をした時にミスをした自分を追い込み過ぎるのはよくないと著者は述べています。

ミスがヒューマンエラーによるものであれば、勘違いや錯誤が起きないように仕組みを変えていく必要があります。しかし、どれほど規則やルールで縛りつけても予想しないところでミスが発生します。また、規則やルールが増えてマニュアルがどんどん分厚くなり、何のためにやっている作業や動作なのかわからなくなってしまいます。

致命的なエラーは起こさないに越したことはありませんが、取り返しのつく軽度な失敗は学びを得るためには必要かと思います。

職場での暗黙知が語り継がれなくなるととんでもないエラーが起こることが想定されます。流行り病で人間関係が希薄になり伝承されにくい環境になると、以前なら誰しも知り得ていたミスが発生するようになります。

マニュアルに全てを書くことができないので、行間に埋もれている暗黙知を継承する必要があると感じています。

まとまらなくなってきたので、今日はこの辺で
ここまでお読みいただきありがとうございました。
では、また。

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