東京五輪幅跳び銀、エチェバリアの亡命が明らかに

どうも、ゆーすけです。
世界陸上オレゴンのプレイバック記事を書いていますが、書きたい種目が多すぎてどれから手を付けていいか分からない状況です。

さて、今日ヤフーニュースを見ていたらこんな記事がありました。

東京五輪の銅メダリストで、世界陸上オレゴンでは7位だった選手を含む3人が失踪したというニュース記事です。
問題は最後の段落です。

キューバのスポーツ界からは、東京五輪・陸上男子走り幅跳び2位のフアン・ミゲル・エチェバリア(Juan Miguel Echevarria)やリオデジャネイロ五輪・レスリング男子で金メダルを獲得したイスマエル・ボレロモリナ(Ismael Borrero Molina)をはじめ、今年だけで20人以上が亡命している。

世陸出場のキューバ代表、選手ら3人失踪 東京五輪メダリストも(AFP=時事)

東京五輪銀メダリスト、エチェバリアが既に亡命していたのです。

エチェバリアとは

エチェバリアは陸上男子走り幅跳びのトップ選手です。
野球選手にもいますが、違う人物です。
まだ23歳ですが、世界歴代11位の記録を持つなど、実績は豊富です。
キューバ代表として世界陸上ドーハ銅メダル、東京五輪銀メダルを獲得しています。

特に東京五輪では、圧巻の予選全体トップ通過しながらも銀メダルでした。
大本命として迎えた決勝では早々に首位に立ちましたが、足を競技中に痛めてしまいました。
終盤に並ばれ、跳ばないと金メダルを取れない状況に追い込まれた中での最終跳躍。
足を痛めていたため踏み切りができず。
エチェバリアは助走路に崩れ落ちました。
それについての新聞記事です。

このように、実力があり、かつドラマを持った選手なのです。

亡命した選手に何が起こるか

亡命をしたら選手に何が起こるのでしょうか。
結論からいうと3年間は亡命先の国の代表として世界大会に参加できません
代表歴があるからです。
規定はこちらから確認できます。

1.4 国別対抗競技会または他の関連する競技会に国または領土を代表して参加している競技者(筆者注:世界大会の代表歴のある選手)は、以下の場合を除き、国別対抗競技会において他の加盟団体を代表する資格を与えられてはならない。
~中略~
1.4.2 また、競技者は下記のような条件によって認められたWAの承諾があれば、他の加盟団体の代表となることができる。
a.WA(筆者注:世界陸連) への許可申請から 3 年間の待機期間を経た競技者(その間に加盟団体を代表して国別対抗競技会または他の関連する競技会に参加してはならない。)であり、なおかつ、
~以下省略~

C3.2 加盟団体代表となるための資格にかかる規則

したがってパリ五輪は参加できない可能性が高いということになります。
ただ、力が落ちるかと言えばそうとも言えません。
亡命後にメダルを獲得した選手を紹介します。

亡命後にメダルを獲得したオルテガ

オルランド・オルテガは、陸上男子110mハードルの選手です。
彼は世界陸上モスクワの開催中に、キューバからスペインに亡命しました。
オルテガはロンドン五輪では6位入賞をしています。
そして亡命後の2016年、リオ五輪で銀メダルを獲得したのです。

終わりに

亡命後は代表にはなれなくても、大会に出場することが可能です。
エチェバリアのモチベーションが保たれるならば、いつか彼が金メダルを獲得する姿を見たい。
そう私は思います。

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