見出し画像

パラソルシアター 乳児向け 2020/9/25 Fri

こんにちは、葛飾区亀有にある「絵と言葉のライブラリーミッカ」のスタッフ、粕川です。

ミッカは、平日の午前中は、小さなお子さんでいっぱいの、ライブラリーパーク!?になります。

ベビーカーを押しながら、赤ちゃんを抱っこひもで抱えながら、お子さんの小さな手を引きながら・・・と、まさに子育て真っ最中のお母さんたちが、ゆったりとした時間を過ごされていきます。

 そこで、今度は8月に行ったパラソルシアターを、乳児向けにアレンジしてはどうかな?と思いつきました。
そして9月下旬、ミッカのシアターは、再び七色のパラソルで彩られました。

画像1

今回は、下記の3冊の絵本をご紹介しました。

1冊目 「あめこんこん」(講談社)

小さなモモちゃんという女の子が、赤い傘と赤い長靴をはいて、雨は降っていないのに
「あめこんこん ふってるもん うそっこだけど ふってるもん あめふりごっこするもんよっといで」と何度も言いながら遊んでいたら、本当に雨が降ってきて大喜びする絵本です。


2冊目 「あめふりくまのこ」(ひさかたチャイルド)

小さなお子さんにも馴染みがあるこの歌を聴きながら、かわいらしいくまのこの様子を絵本で楽しんで頂きました。絵本で楽しんで頂きました。


3冊目 「今日」(福音館)

がんばって子育てをしているお母様たちへご紹介したい本を選びました。
「今日」という小さな本です。
 この本は、ニュージーランドの子育て支援施設に伝わる詠み人知らずの「詩」です。
編集者だった日本人が、ニュージーランドの子育て支援施設に行った際に、壁に貼られていたこの「詩」に目が留まり、訳者に送られてきた「今日」。
いつの間にか、お母さん達の底力に支えられて、広められていきました。英語圏には、人を慰め、励ますための、よみ人知らずの「詩」がいくつも流布しているようです。
がんばらなくていいんだ、今の自分でだいじょうぶ・・・と、肩ひじ張らずにエールを送ってくれる「今日」。

シアターで読み終えた後の空気は、お母さん達のやさしい微笑で包まれていました。ご紹介出来て良かった、と感じました。
お母さん達も求めているんですね、心の栄養を・・・。


ほっとできる、やさしくなれる、笑顔になれる、そんな本ともっと出会い、またお母さん達に届けたい、と感じた一日でした。

ミッカスタッフ 粕川智子

画像2

絵と言葉のライブラリーミッカ

絵と言葉の本だけを集め、ライブラリー、シアター、ギャラリー、アトリエを内包した子どものための小さな図書館。


【住所】東京都葛飾区亀有3-26-1 リリオ館7F

【アクセス】JR常磐線 亀有駅南口 徒歩30秒(東京メトロ千代田線直通)
【開館時間】10:00~17:30

【おやすみ】月曜、第4木曜(祝日の場合は翌日)

【Tel】 03-6662-4315

【入館料】こども(小学生以下)無料/中高生・保護者 200円

※16歳以上のみでの入館はできません。お子さまと一緒にお越しください。

画像3

画像4


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?