ディープ・ワークを取り入れるには?

子連れおうちワークをする上で「いかに短時間で成果を出すか」を考えたときに、ディープ・ワークという働き方が必要だと考え至りました。
(参考:前回記事 https://note.com/micawaya/n/ne4f10aa10913 )

もともとディープ・ワークという概念は、過去に栗原さんが書いてた記事で知って気にはなっていたのですが本格的に導入はしてませんでした。
(栗原さん元気かなぁ・・・)

今回は「本格的にディープ・ワークを取り入れるにあたり調べたこと・整理したこと」をnoteで公開します。


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ディープ・ワークとは?

ディープ・ワークについて調べたところ、キャル・ニューポート(Cal Newport)氏が提唱する働き方の概念でした。

ディープ・ワーク:認知能力を限界まで高める、注意散漫のない集中した状態での職業上の活動。新たな価値を生み、スキルを向上させる。容易にまねできない。

対義語として「シャロー・ワーク」というものも存在しました。

シャロー・ワーク:知的思考を必要としない補助的な仕事。注意散漫な状態が多い。新しい価値を生みださず、誰にでも容易に再現できる。

キャル氏の主張をざっくりまとめると

”偉人について調べると篭って集中するディープ・ワーク型の働き方をしてる。そしてさらに調べると我々は90%近くの業務時間を雑務処理などシャロー・ワークに充ててる。意識してディープ・ワークにシフトしよう。”

という感じです。(かなりざっくりです。。)

いくつかディープワークについて調べて回る中では以下の記事がもっとも参考になりました。よかったらご一読くださいmm


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鍵となるポイントは?

他の記事なんかも見ながらディープ・ワークを実践する上での大事なところはどこだろうか?と思案して整理したところ、5つに(若干無理くりですが)まとまりました。

1. ネットワーキングツールの遮断
2. 予定を立てる(タスクを明らかにする)
3. 短時間集中
4. 物事の「大幅な進展」を意識する
5. 何もしないをする

◆1. ネットワーキングツールの遮断
とにもかくにも「SNSに仕事中は触れちゃならない」という強い主張がありました。そしてメールやチャットも最小限にすべきと。折角のエネルギーを時間泥棒に提供せず大切な仕事に注ごうと語られてました。

◆2. 予定を立てる
今週はどんなタスクを実施するのか事前に予定を立てて計画的に手がけようと語られており、特にタスクは具体的かつ実行可能なサイズにするのがポイントだそうです。

◆3. 短時間集中
集中的に業務にあたるけど、あくまで短時間であることもポイントのようです。確かに精力的に執筆や演算をするとなると、長時間は鉄人じゃなければ難しい…。

◆4. 物事の「大幅な進展」を意識する
キャル氏は著名な心理学者であるユングを取り上げ、彼が患者よりも研究の進展を優先して、籠もってディープ・ワークに励んでいたことを紹介していました。小さな眼前の進展よりも、中長期的に有用な進展に目を向けることがディープ・ワークをする上で重要とのこと。

◆5. 何もしないをする
調べる中で驚いたことはこれでした。集中をするために、緩急をつけよとのこと。ガーッと仕事をする。そしてデバイスに触れずにただ何もしない時間もつくる。これを見て「もはや仕事を禅のようにするのか!」と驚きました。笑


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導入を具体的に検討してみる

手段に振り回されないためにも、優先順位と方針を定めた上で、ディープ・ワークを具体的に導入した働き方(ルール)を検討してみました。

1. 優先順位を改めて整理する
2. コンスタントに実践する方針を定める
3. 仕事と生活のルールを決める
4. 取り入れたい習慣を見定める

◆1. 優先順位を改めて整理する
これは割とシンプルにまとまりました。死んでしまっては元も子もないので、身体・心を大事にして、そして家族を大切に、そしてようやくディープ・ワークという順に大事にします。

自分の体調 > 心の調子 > 家族のケア > ディープワーク > シャローワーク > 学習 > ソーシャルネットワーク

◆2. コンスタントに実践する方針を定める
続かなければ意味がないなーと思ってコンスタントにディープ・ワークをする上での方針を定めてみました。
恐らくこの方針に則ればディープ・ワークが機能しつつ継続できる、はず!

・脳をフレッシュに
・身体をヘルシーに
・手紙ライクな連絡に(まとめて&あとで)
・極力ソーシャル無言
・オフライン&オフデバイス主義

◆3. 仕事と生活のルールを決める
具体的なルールを書き始めてみたのですが猛烈に出てきたので一部だけお見せします…。
端的に言えば「ディープ・ワークをするために明確な制約をしっかり設けないとダメそうだ」ってことでした。(慣れるまで大変そう…)

画像1


◆4. 取り入れたい習慣を見定める
よりディープ・ワーク型の働き方に移行するために取り入れていきたい習慣もあるため、別途明らかにして習慣化に励もうと考えています。

早寝早起き(なるべく子供が起きる前にタスク整理をするため)
水分多め(水分不足は頭がぼんやりして且つダル重になるので)
野菜多め(これもデトックス的な意味合いで)
スマホを寝室に持ち込まない(良質な睡眠がなければディープ・ワークは難しそうなので)
ストレッチ(血流よくなったら脳みそがフレッシュに稼働しそうだからという理由から笑)


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さいごに

まだ導入検討を終えたばかりで実践しているわけではありません。
経過をみて、良し悪しなどまたお知らせできたらと思います。

#リブセンスnote100本チャレンジ

サポートいただけたら、嬉しくて本屋に行くと思います・・・笑