途中で寝てはいけない＠パートナーシップ

「Jは、どんな時にイライラするの？」

という、わたしの質問から、長い夫婦の会話がスタートした＾＾

J（夫）は、一言で言うと、凪のような人。

そんな、彼が、イライラするのは、どんな時なのだろうか？

ちょっとした、興味本位から聞いてみた。

・わたしが、ワンピース（アニメ）をみている時に寝てしまう

・わたしが、よそ見をして、ワンピース（アニメ）をちゃんと見ていない

この、２点を挙げてきたのですね＾＾；（どちらも、アニメという点が、おはずかしいかぎり）

ストーリーを、ちゃんと認識できずに、何度も見直すことになったり、Jに聞いたりしている。

これは、イライラするよね！

しかし、何度も見返すことになったり、話の流れを聞かれたりして、そんなにイライラするかな？

もしかして、その裏には、何かが隠れているのかな？

ということで、２人で、話し合ってみた＾＾

少し前までは、わたしが『やることを済ませて、ちゃんとベッドで寝ない』ので、イライラされていると思っていた。

それには、こんな背景があったから。

わたしは、昔から、勉強していても、仕事をしていても、何か作業をしている途中で眠ってしまうことが『悪』という観念があった。

親からも、しょっちゅう怒られていたので、『寝ていないというフリ』は、数え切れないほどしていたのですね＾＾；

なので、わたしが、ちゃんと、やることを済ませてからベッドで寝ることをしないから、Jが、腹を立てているのだと思っていた。

ところが、

とくに、アニメを見ながら眠ってしまうこと以外に、ソファーでスマホをいじりながら、寝落ちしてしまうこともあるが、その時には、特にイライラしていないことに、気づいていた。

なんだろう。

不思議に思っていたことでもあったので、ちょうど良い機会だった。

二人で導き出した答えは、

・相手の事を思って、提供しているものに対して、思うような行動で返ってこない。

・相手が喜ぶ事を想定していたのに、思ったほどの反応が得られない。

というような、がっかり感。

・もしかして、自分は、的外れな事をしているのか？

というような、悲しみ。

これは、わたし達の間だけのことではなく、対人関係において、自分がしてあげていることに対しての見返り、つまり、喜びや感謝が、無かったり、上の空だったり、薄かったり。

そんなことに関する事が、Jにとっての悲しみや、さみしさとなっていることに、行き着いた。

それが、小さいけれど、イライラという怒りで、表現されていることが、私たちが、導き出した答えだった。

そっかあ、わたしが、喜ぶから、リラックスするから、疲れが吹き飛ぶから、ネガティブなニュースを、見なくて済むから＾＾ワンピースを何度も何度も見せてくれていたんだ。

ありがとう＾＾

中心人物以外、まったく名前は憶えないし、場所も憶えない。

ストーリーだって、とんちんかんなのに、ワンピースを見るのが好きなのは、

愛するJと、愛犬ぼたんと、まったりとした時間を、感動しながら過ごしたいからなんだよ。

そして、ごろごろしたり、くつろいでいる時間が、大好きなんだよ＾＾

こんな、だらしなく、何も飾らないでいられる安全な空間を、わたしは、必要としていて、求めているんだと思う。

そんなふうに、伝えてみた。

『アニメ・ワンピースを見る』ということが、夫婦にとって、それぞれに違う意味があったんだね。

話してみないとわからない。

今日は、時間があったから、たくさんお話できた。

小さなことでも、『あれ？なんかおかしい？』という違和感のようなモノを感じたら、話し合う、というのは、とても大事だな〜と実感。

パートナーシップで大切なのは、違和感に気づくことなのかもしれない。

そして、男性は特に、やったことへの報酬、つまり、相手からの感謝や喜びを得ることが、目標となるのかもしれない。

決して途中で、寝てはいけない＾＾

コミュニケーションが、とても苦手だった幼少期のことからの話をずっとしていて、今、こんなに、コミュニケーションが楽にできるようになったきっかけは、なんだったのか。

そんなことも、話し合っていたのだけれど、長くなってしまったので、それはまた今度＾＾

愛を込めて❤︎