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☆本#457 「殺しへのライン」アンソニー・ホロヴィッツ著を読んで
元刑事でロンドン警視庁の顧問ホーソーンと、著者と同名の作家ホロヴィッツが事件を解決する、シリーズ3作目。前から読んでないけど、特に問題なし。
ホロヴィッツが書いた、ホーソーンが探偵役の本の出版に伴い、宣伝を兼ねてふたりはチャネル諸島オルダニー島で開催されるブックフェスに参加する。トークショーに出演するために。
招待されたひとはほかに、料理人でもあるベラミー、目の見えない霊媒者のラヴェル、歴史家のエルキン、児童文学作家のクリアリー、朗読詩人ラマルら。
ホロヴィッツが懇親会に行くと、ベラミーが嘲弄を浴びていた、整ったアラフォーの身なりの良い男に。彼はメジュラーといい、スポンサーで、この島にいるのはほかにも理由があった。ふたりはどうやら子供のころから知り合いらしい。
そして、翌日メジュラーの死体が発見され、その後、彼の妻の死体も発見され、ホーソーンが警察に協力し、捜査を開始することになる。
ホーソーンとホロヴィッツは、微妙な距離感。
最後の展開から、多分次のシリーズでホーソーンの過去が少し明らかになりそうでちょっと気になる。
でも出来ればカササギシリーズの続きの方が読みたい…。
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