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自然とのハーモニー、土壌の大切さ 映画「ビッグ・リトル・ファーム the biggest little farm」を見て

アメリカの夫婦が、飼い犬の鳴き声の苦情が原因でアパートを立ち退くことになり、妻の夢である農場を始めることにした。そこでの約8年の出来事をまとめたドキュメンタリー。

見終わって、無性に自然や動物に触れたくなった。

ふたりが投資家から資金を集めて購入した広大な土地は荒れ地で、二人とも農業経験はない。

そこで、専門家のアドバイスを受け、牛、羊、豚、鶏等動物を育てそのフンを堆肥とし、果樹園を整備し、干からびていた元貯水池に水を入れ、魚を放流する。

土壌がよくなると、大雨が降っても、土砂崩れにならず、これまで見かけなかったフクロウや鷲が住み始め、生物が増えていく。

害虫が増えても、ちゃんとそれを駆除する生物が登場する。アブラムシならテントウムシ、カタツムリならあひる、といった具合に。動物でも同じ。生きとし生けるもの、ちゃんと役割があるのだ。自然ってよくできてる。

直面した問題は、コヨーテにあひるや鶏が狙われ、200羽以上失ったり、近隣が火事で飛び火しそうになったり、母羊が突然死んだり、320㎏の豚のエマが高熱を出したり、エマと共存していた鶏を飼い犬が殺したり、枚挙に暇がない。

けど、継続することによって自然と調和し、人生を楽しく生きてることが伝わってきた。

そして、生物が生きていく上で土壌って思った以上に大切ということもよくわかった。

彼らのサイトのリンク。ツアーも実施しているようだ。農場の場所はLAの北。


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