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☆本#25 体に優しいレシピと食材を無駄にしないレシピ 「腸を元気にするレシピ109」「とろみの料理帖」魚柄仁之助著 「食べつなぐレシピ」按田優子著

タイトルに引かれたレシピ本。レシピ本を選択するとき注意してるのは家にあるスパイスや材料で作れるかどうか。料理人のレシピの場合、聞いたことがなく、最寄りのスーパーでも売ってなさそうな材料が使われていたりするので、それを探すタイミング等で結局作らず終わってしまうから。

このレシピ本は、ほぼ家にある材料で作れる。「食べつなぐレシピ」の著者は按田餃子の店長なので、知らない食材も登場したけど、まあなんとかなりそう。

さっそく「とろみ料理帖」から、「じゃがいもの蕎麦屋風カレーうどん」を作ってみた。ポイントは、とろみが水溶き片栗粉だけじゃなく、すりおろしたじゃがいもも入っている点。

ちなみに、うどん麺は手作り。材料は、小麦粉、塩少々、お湯のみ。

前回初めて作った時、麺がくっついてしまったので、今回は打ち粉の強力粉を折った麺の間に適量入れた。カットしたらこんな感じ。

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出汁とカレー粉と醤油少々の味付けのカレーうどんは、なるほど蕎麦屋のカレーっぽくて美味しかった。具は家にあるものを使った。

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「腸を元気にするレシピ109」は料理の写真がない。けど、家にある材料ですぐ作れそうで、失敗もなさそうなほどシンプルなレシピ。ひき肉のすき焼きとか玉豚丼から、自家製ラー油の作り方、バジルペーストの作り方もある。手軽に作ろうって気にさせるのって大事。

「食べつなぐレシピ」は、レシピと料理写真とエッセイから構成されている。うまみが増すという干しきのこ・干し野菜と、保存食としての豚バラ肉の塩漬け・ヨーグルト付けは試してみたい。そして、白菜の古漬けと干しまいたけの水餃子、にんじんと干ししいたけの焼き餃子、ゆで豚と大根の鍋、豚肉のみそ角煮はぜひ作りたい。作り方もそれほど難しくない。

どれも著者の知恵や工夫がいっぱい詰まっていて、レシピも体に良くて、経済的にもやさしくて、作り方が難しくなさそうなところがいい。

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