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☆本#439 ほぼいい人のみ「福猫屋」三國青葉著を読んで

書評で知って猫派というわけではないけど読んでみた。若干ファンタジーな展開のほのぼの系。

江戸時代。15歳年上の夫を亡くした30代で子供のいない佐和。
飾り職人だった夫には弟子がいた。彼らは、親方の息子が引き取ることになる。その中には、亡くなった姉の息子がおり、いずれは養子にと考えていた。

一人になった佐和は無気力になり、食欲も出ない。
そんなある日、一匹の猫が迷い込む。犬に追われたその猫は妊娠しており、佐和は面倒を見ることにする。世話をするうちに段々心が癒されていく佐和。

夫の兄弟子や、甥が心配して佐和を訪ねてくる。兄弟子は、猫が苦手だけど、佐和の家のネズミがいなくなったことから、近所の依頼で佐和にネズミ捕りを頼む。その後、佐和は猫の新商売を思いつき…。




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