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☆本#54 英語を話すにはまず日本語を知ること 「英語コンプレックス粉砕宣言」鳥飼久美子&斎藤孝著

ある番組で鳥飼久美子というひとが「同時通訳の草分け」の一人ということを知り、実は思ったより高齢だけど今も活躍してる点がすごいと思い、著作の本を読んでみた。

英語コンプレックス

学校の英語の授業の最近の傾向として、ここ数年英会話重視になっているようだけど、それ以前に正しい日本語を知っていることが大事だという点は同意。

訳すとき、辞書の範囲内のことばをつい使用してしまうけど、ビジネスではともかく、もっと適切で違和感のない表現を使用するには日本語力や語彙力や表現力が必要だから。

学生に訳をさせると意外とできない、という話があった。最近の学校の授業では訳にはあまり時間をかけていないのだろうか。。。マークシートというか選択式テストの功罪か。。。大勢の人をテストするという点では効率的だけど。

ゆとり政策は社会人になったその世代が知識不足を指摘され失敗だったそうだ。厳しいご意見。それでも、詰め込まれなかったからかトレンドか、利他的な若年層が増えた気がする。

知識不足があっても、社会に出てからキャッチアップできる。本人次第だ。



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