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☆本#540,541 network「ネヴァー・ゲーム 上下」ジェフリー・ディーヴァー著を読んで

懸賞金ハンター、コルター・ショウのシリーズ1作目。

シリコンバレーで19歳の女子大生ソフィーが失踪。父親はショウに調査を依頼。
ソフィーの行動の追跡を始めたショウは、公園で彼女の携帯を見つけ、誘拐されたようだと判断し、警察にも調査を要請する。が、警察の動きはなく。
推測した監禁場所でソフィーを見つけて無事保護。

次は、男性が失踪し、調査を依頼される。
調査中、ネットでゲーム中継する女性と知り合い、ソフィーの事件もこの事件も、どうやらあるゲームのストーリーに沿っていることに気付く。
3人目に女性が誘拐され、ショウは事件の裏に気付き…。

捜査中、現場の風景や状況から自身の家族を思い出すショウ。父親は事故で亡くなり、兄は行方不明。父親の死は事故ではないかもしれないと疑っていた。ある日遺品の中から父親宛の友人からの手紙を見つけ、彼らには秘密があることを知り…。


リンカーン・ライムは理系の人だけど、この主人公も理性的で合理的。主人公があまり悩まず行動的だと展開も早い。

最後にショウは2択を迫られる。父親の事件の調査か懸賞金の事件対応か。あるいは両方対応もありか。いずれにせよ、2作目も読んでみたい。

著者はちょいちょい日本のモノを登場させるけど、今回はゲームの話なので、任天堂vs.セガの話、サッポロビールが出てきた。

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