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☆本#571-2「誘拐犯 上下」シャルロッテ・リンク著を読んで

スコットランドヤードの刑事、ケイトのシリーズ2作目。
今回も、管轄外で調査し、謎を解明。前作よりも、より複雑。

亡き父の家を貸していたケイトは、借主が家を荒らして出ていったことを知り、休暇を取って見に行く。ひどい有様で、やむを得ず最寄りのB&Bに滞在すると、その家の10代の娘が失踪。否応なく、巻き込まれる。

実は、4年前に管理が厳しいシングルファーザーの一人娘が失踪し、昨年失踪した少女は死体で発見されていた。B&Bの経営者の娘が失踪したあと、別の家の少女も行方をくらます。
ケイレブは最初の1件は今回の失踪と未関係だというが、ケイトはすべては関連していると思い、B&Bの夫婦に頼まれ、ケイレブが調査対象から外した件を調べることにする。自身を記者と偽って。


前作に比べると、事件がより複雑で、ケイトの恋愛も進展。
ケイトは出会い系サイトに登録し、ひとりの男性と出会うが、その人とは恋愛関係にならず、事件のインタビューで知り合った男性と付き合い始める。

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