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☆本#395 意外な犯人「特捜部Q シリーズ6」ユッシ・エーズラ・オールスン著を読んで

デンマークの警察小説のシリーズ6作目。
1997年少女が殺され犯人はわからず、2014年カール・マーク率いる特捜部が彼女の事件の調査を始めることになる。
関係者への聞き込み、残された膨大な資料の見直し等地味だけど大変な調査から、いつものように少しずつ核心に近付いていく。が、容疑者にはなかなか辿り着けず、かなり終盤でカールとアサドはやっと目前まで行くも監禁され、よりによって電圧を受ける仕組みでアサドの親指が犠牲に…。
解放された後もさらに追跡が続き、意外な結末を迎える。

今回交互で出てくるのは新興宗教のコアメンバー。
誤解と思い込みで、被害者は増えていく。

カールとハーディの事件も進展があり、ローセには新しい人格が出て…。

親戚の死でカールは自身の葬式を想像し、7年共に働いてきたアサドは来てくれると確信したり…。当初アサドに対してぼやきが多かったカールも今ではすっかり信頼し絆も深まった。新入りゴードンもやっとチームに認められた。

捜査中、カール、アサド、ローセは聞き取りでセラピーを受けることになり、三者共に翌日ダウン。どういうカウンセリングなのか?!カールが何か思い出し始めてる?
宗教家の子供の名前候補として、もし女の子ならアマテラスって出てくる。ちょっとビックリ。

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