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☆本#604 罪と罰「身代わりの女」シャロン・ボルトン著を読んで

初めて読む作家の作品。
先日読んだスコットランドが舞台の他の作家の作品同様、非勧善懲悪的。

高校卒業を間近に控えた6人組、メーガン、タリサ、アンバー、フェリックス、ザヴィエル、ダニエルは、タリサの家に集まっていた。彼らは、オックスフォード大学、 ケンブリッジ大学へ進学予定の優等生。

タリサの父親は弁護士で、不在が多く、母親も放任主義。
6人はタリサの家に集まっては飲酒もしていた。

深夜、免許試験に受かっていないダニエルが、高速道路を逆走することになる。そこで、事故に逢い、対向車の車内にいた3名が死亡。

警察に通報するか意見が分かれ、メーガンが責任を負い自首すること。ただし、メーガンはみんなに条件を提示。結局、全員同意し、署名する。

警察はメーガンが飲酒をしていなかったことから、疑いつつも、実は成績が落ちていた等の事実が判明。メーガンは判事から終身刑、最低拘禁期間20年と言い渡される。

20年後、メーガンはついに出所。5人に会いに行き、それぞれに条件を提示する。
そんな中、メーガンの父親が殺され、メーガンは姿を消し、ザヴィエルとタリサが殺害され…。



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