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☆本#583-5「作家刑事毒島」「毒島刑事 最後の事件」「作家刑事 毒島の嘲笑」中山七里著を読んで

鋭い舌鋒の毒島(ぶすじま)シリーズ3作品。
解説によると、毒島のモデルは著者らしい。で、著者は月に締め切りが14もあったりして、毒島同様に、一旦ストーリーがまとまると人と話しながらでも執筆できるらしい。そして、著者は時間の節約のためトレイには1日1回しか行かないらしい。

「作家刑事毒島」
作家兼刑事技能指導者の毒島が、出版業界が関係する事件の謎を解く。短編。相棒は元部下の部下。

「毒島刑事 最後の事件」
時系列だと前作の前、毒島が検挙率No.1の刑事だったころの短編。すべての事件の裏にはある人物が関与するが…。
相棒は、上司。毒島の意図がダーク。

「毒島の嘲笑」
作家兼刑事指導者の毒島が、ふたたび事件の謎を解く。短編。最後に、すべての事件に関与する被疑者を追うが、その裏には…。
相棒は公安の刑事。ラストは意外な展開。


毒島の毒舌は、読んでると慣れてくる。彼の犯人を追い詰めるセリフの熱量・勢いは、推しのいる人が推しについて熱く語るのになんか似ている!?



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