☆本#58 アンモナイトを探したくなる「東京『街角』地質学」西本昌司
都心のビルに使われてる石材は、ただの石ではなかった!
使われてる石は選ばれた石で、中には輸入品もあり、驚いたのが巻貝等の化石が含まれた石が結構あること。
確かに模様があるな〜程度には気付いていたし、見たことあるかもだけど。
渦巻模様のアンモナイトは、ジェラマーブルという石材で見つけやすいらしい。
ジェラとは、中世ジェラ期。約1億5000万年前の暖かく浅い海の底にたまったドイツの地層を切り出してきた石灰岩。アンモナイトが泳いだ海の跡ということ。
この石材は、丸の内オアゾ地下、丸の内ビルディング地下、地下鉄三越駅改札付近、赤坂サカス外壁、東京ミッドタウン地下、小田急百貨店10階で使われてるらしい。
三越日本橋店や日本橋高島屋では、アンモナイトがある部分に表示や解説が付いてるそうだ。
これから石材を見かけたら、化石を探してしまいそう…。
地球の歴史、深い。
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