見出し画像

☆本#414 熊のDNA「生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者」アンドリュー・メイン著を読んで

著者はプロのマジシャンで、2011年から自費出版で本を書き始め、2017年に本書を刊行。

主人公セオ・クレイは、大学で生物情報学を教えている教授。
ある日、研究調査を実施していた場所からそう遠くないところで元教え子が死体で見つかり、自身が容疑者として警察に事情聴取される。
結局、死亡原因は熊による殺傷という結果が出るが、クレイは別ルートで調べた情報から、熊によるものではなく、殺人と気付く。が、警察は事件解決と決め込み、クレイの話を信じないため、独自の調査ツールを使い、捜査を始める。

聞き込みの途中でボコボコにされたりしながらも(催涙スプレー携帯するも)、次々に失踪者の遺体を発見し、犯人にたどり着くが…。

生物に関する蘊蓄も出てきてそこも面白い。



この記事が参加している募集

#読書感想文

191,671件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?