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ある日わかる 映画「日日是好日」を観て

2018年公開。いつか見たいと思っていた日本映画。

脳科学や行動経済学等の本を読んでわかってきたのは、「脳のミッションのひとつは人を長く生きさせることで、人のエネルギー消耗を極力控える」ようにしていること。寿命の平均心拍数もあるし、無理をするのは長寿の大敵なのだ。

なので、日々目にする大量の情報もシャットアウトしている。興味を持つとその関連事項が急に目に入ってくるけど、自覚するまでは気付かないようになっているのはエネルギー消耗を防ぐため。目に入るすべてを見て、読んだり考えたりするだけでも結構エネルギーを使う。

脳は24時間働いているので、わからない問題があっても無意識下で考えてる。それで、ある朝ふと目を覚ますと解決策やヒントが見つかったりする。

前置きが長くなったけど、この映画の中で主人公があるとき(茶道を初めて何年も経ってから)ふとわからなかったことがわかるときがくる。
そういうところに共感した。

この映画の原作はエッセイで、開始が1993年からのものなのでこの映画も見ていて若干古さを感じる箇所もあったけど、人の気持ちや直面する悩みって時代は関係なく普遍だな~と改めて思った。

見ていると茶道を始めてみたくなる作品。

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