☆本#342,343 文化「ハンサラン愛する人びと」「ランチに行きましょう」深沢潮著を読んで
断捨離番組に出ていた著者を知り、未読だったので読んでみた。
前者はデビュー作の韓国人のお見合いおばさんを含む、在日韓国人をメインとした短編集。後者は、幼稚園バスの送迎で知り合ったママたちそれぞれが語り手になる短編集で、韓国は関係ない。
著者は両親が韓国人で、日本育ちなので、韓国人側の気持ちは結構リアルなのもあるのかなと思う。
読んだ順は逆なんだけど、デビュー作を読んだ後でランチのほうを振り返ると、韓国色がないのが惜しいような。そこが差別化ではあるし。
偶然か登場人物の名前で