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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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2020年12月の記事一覧

☆本#102 症状という警告「スウェーデンの保育園に待機児童はいない」久山葉子著を読…

何年か前に、フランスで子育てしている人の本を読んだことがある。フランスは出生率を上げよう…

これから読みたい本。

杉浦日向子著の「合葬」。これは漫画。 著者は、漫画家でデビューし、その後江戸風俗研究家に…

好きな機内誌

機内誌というと、ダントツJALが好きだ。 読み物で浅田次郎の「つばさよつばさ」が特に。 偶…

☆本#101 日常的非日常「偶然の祝福」小川洋子著を読んで

そういえば、この著者の本は縁がなかったのか読んでこなかった気がする。原作の映画は観たこと…

☆本#100 価値を作る 「古くてあたらしい仕事」島田純一郎著を読んで

読み始めたら、ぐんぐん引き込まれたエッセイ本。 著者は純文学好きで、大学卒業後就職せず、…

☆本#99 恋愛3部作 「美しい魂」島田雅彦著を読んで

島田雅彦というと昔読んだ彼岸先生が面白かった。恋愛本もあると知り読んでみた。 これは恋愛…

☆本#98 微妙 「たそがれどきに見つけたもの」朝倉かすみ著を読んで

著者は、今年数冊読んだ作家のひとりで、エンディングが実は好きじゃないんだけどこれは違うような気がして読んだ短編集。 表題作はバッドエンディングではなかったものの、挿入エピソードが悲しい。やはりハッピーエンド好きな自分には向いなかった。 最近、小説のバッドエンディングが好きなひとたちがいると知り(今頃!汗)、腑に落ちた。直木賞作家でエンディングが幸せに終わらないタイプでもう読まなくなった人がいるけど、ちゃんと需要があったのだ。 そういう人にはこの著者の物語は、とても琴線に