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ジャンルにこだわらず読んだ本あれこれ。
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2020年10月の記事一覧

☆#84 訳すコツや基本がわかる「越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 決定版」を読…

実際読んでみたら、確かに誤訳するな、って文と、そうでもない文のミックスだった。少々トリッ…

☆本#83 ある日わかる「日日是好日」森下典子著を読んで

以前映画を見て、読みたいと思っていた原作のエッセイをついに読んだ。 映画では主人公が大学…

☆本#81,82 頭脳を使う「英文解体新書」北村一真著、「知的複眼思考法」刈谷剛彦著

読書猿という人の新刊を偶然知って、ブログを読んでみたら、紹介されてたのがこの「知的複眼思…

☆本#80 「通訳になりたい!ゼロからめざせる10の道」松下佳代著を読んで

先日この著者の本を読んだ時、4年前も本を出していたことを知った。通訳ガイドはしたことがあ…

☆本#78,79 読後感と結末 「いもうと」赤川次郎著、「全部ゆるせたらいいのに」一木け…

「ふたり」の続編の「いもうと」は主人公実加の母親が亡くなることで原因を作った父親を赦せず…

40年も描き続けた表紙。展覧会情報

和田誠というと、イラストレーターとして有名ではあるけど、平野レミの夫として認識している人…

☆本#77 負の感情に打ち勝つ「彼方から」ひかわきょうこ作

久々漫画を一気に14冊も読んだ。映画やドラマの原作の漫画は内容をちらっと見ることはあったけど。 ストーリーは、主人公の女子高生ノリコが異世界に迷い込むことから始まるある意味冒険もの。基本、勧善懲悪。 悪の化身が人の憎悪の念で増大していくのを、複雑な背景のある正義の味方と、市井の人々の善意の念で打破る。スケールは大きいけど、明るいトーンでシンプルにまとめられていて読みやすかった。 人の負の部分とか堅実な選択とか気になる点もありつつ、ファンタジーは普段読まないので新鮮で面白

☆本#75、76 チカーノとswan song 「サブリナとコリーナ」カリ・ファハルド=アンスタ…

チカーノとはラテンアメリカ系の人々のことで、「サブリナとコリーナ」の著者はフィリピン人、…