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夫婦が決めること、周りは関係ない

私は結婚して6年近くになる。
結婚して良かったことは、
自分一人で出来ない事を
二人なら成し遂げられることである。

元々他人同士だった二人が、
家族になるって素敵なことだと感じている。

二人が結婚すると決めたのだから
その先のことも夫婦が決断すれば良いことである。

よく周りから、この質問をされていた。

結婚式挙げないの?
そろそろ子供作らないの?

あー、また始まった!

時にはプレッシャーをかけられる事もあった。
一度ならまだしも、同じ人から何度も言われると正直辟易していた。

結婚式を挙げる
子供を作る

これは世の中当たり前になっているけれど、夫婦の義務ではないと私は考える。  

私は結婚式を挙げたことも、子供を授かったこともない。時には世間体を考えたこともあったけど、私は周りに流されなくて本当に良かったと感じている。

自分の価値観を相手に押し付けてどうする?周りからどう言われようが、私には関係のないことだ。人のためにするなんて面白くない!日々二人で支え合って生きているのだから、それを互いに認め合えば良いことである。  

結婚式に関しては、準備期間に追われ気を揉んでパートナーと喧嘩するくらいなら、私は心穏やかに二人の写真を撮ってもらう方が良い。

それよりも日常で優先すべきことが沢山あるのだ。お互いの気持ちに余裕が出た頃に、「あ、そろそろ写真撮ろうか。」と思い出したくらいの感覚でいたい。
人生の大事な瞬間を、
余裕がある顔で撮ってもらえたら良い。
それくらいに私は思っている。

結婚式は確かに素敵だけれど、人前で愛を誓わなくても、結婚した時点で最低限の約束は交わしているだろう。        

披露宴は、恥ずかしくて逃げ出したいくらい。二人の共同作業を披露するのは理解し難い。手紙を読み上げる場面も、感謝したい気持ちをその相手に直接伝えればいいことだと私は考える。

そして、子供について。
子を授かったら想像を絶する喜びがあるだろう。科学的には幸福度が下がると言われているものの、世の中には命がけで出産に挑み、子育てしている人たちが沢山いる。

これは素晴らしいと感じるけれど、私は自分自身に余力を持ちたいと考えてきた。心身ともに安定していることが大切だ。私は今までうつ状態に悩まされたことがあり、自分に余裕がなかった。

事情があり、私は抱っこされずに育ったから
抱っこの大切さを身をもって実感している。
後から愛情をかけられても遅いのだ。

自分の子供には、この様な思いはさせたくない。

私は子供の前では弱音を吐きたくないし、
太陽のような存在でありたい。
その子を温かく包み込み、
人生を明るく照らしてあげたい。

何事にも体が資本である。
自分を大事にできないのなら、
相手も大事にできない。

人と比べるのはつまらない。
人にはそれぞれペースがある。
人は人、私は私。
みんな違う考えだから面白い!

いつか新しい出会いがあったら嬉しいし、
自分好みのドレスを着て二人の写真が撮れたらいい。
その日を楽しみに、自分と向き合っていきたい。


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