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写真現像論

今年は2人目の子供が生まれたこともあり、妻は育休中で土日の休みは割と自由がきく。(妻はサービス業なので土日が仕事のことが多く、休みの日は僕が1人で過ごせる自由時間はほとんどなく子どもと過ごして終わりということが多い。)
それで今年は暑い中、趣味の写真、スナップに興じることが多かった。
暑くても写真は撮りたい。
たぶん2024年に撮る写真の枚数は2023年の3,4倍になりそう。
そうやってほぼ毎週のように写真を撮るために外に出かけていると、季節の変化に敏感になる。
お盆休みも終盤の一昨日、昨日あたりから少し空気が変わった。
暑いのは暑いのだけど体にねっとりとまとわりつく暑さは若干和らいできた感じ。
湿度が下がったのかな。
とはいえまだしばらくは最高気温35℃を越す真夏日が続くので体調には十分気をつけたい。

さて、お盆休み最終日の今日はハイキングに行ってきた。
ハイキングはいい。
スマホから離れ、頭を空っぽにして、ひたすら有酸素運動に没頭できる。
色々と考えを巡らせながら山を登るのが楽しい。

今回のハイキングでは、昨日Xで見かけた写真の現像について考えながら登った。
Xで見かけた写真の現像に関する内容とは「”写真を選んだり、現像するのが辛い”という話を聞くけどその感覚がわからない」というものだ。
この文章を見かけた後にすぐに見失ってしまってそれ以降の文章が読めていないのだけど、この「”写真を選んだり、現像するのが辛い”という話を聞くけどその感覚がわからない」については、首肯する。

ここからが僕自身の意見
他のnoteでもさんざん書いてきていることなのだけど、僕の写真の一番楽しい瞬間は、ファインダーを覗いてシャッターを切る瞬間だ。
このために写真趣味をやっているといっても過言では無い。
写真趣味はSNSと相性がよく、ここ数年は撮った写真をXに投稿するという別の楽しみ方も出てきているがベースは上記のとおり。

少し前までのワークフローは、
①写真を撮る
②スマホに取り込む
③Xに投稿する
④AmazonPhotoに保存する
⑤スマホから写真を削除する。
以上

という感じで、現像はしていなかった。
最近では現像をするようになった。それは野鳥撮影を始めたことが大きい。

野鳥写真は(僕の撮影テクニックスキルがないのもあるけど)、現像前提となる。
まずトリミング。600mm(テレコン使って840mm)という単焦点レンズで、様々な距離の鳥を撮影するので、被写体である鳥を大きく見せるためにはトリミングが必須。
次にノイズ除去。野鳥撮影ではシャッタースピードを稼ぐためにISO感度を高くすることがある。そうするとノイズものってくる。上記のとおりトリミングするのでそのノイズも目立つ。ノイズがあると解像感も失われるので処理をする。
最後に明るさなどの調整。こんな感じの現像が必須である。
って書いていて野鳥に関しては、人に見せる(SNSなど)が前提になっていることに気づいた。あとは撮りたい鳥を見つけて写真に収めれたときも楽しいのだけど。

野鳥撮影を始めてからスナップ写真も現像するようになった。
とはいえ僕の現像のスタイルは、あらかじめ作っておいたプリセットを当てて、シャドウ・ハイライト・露光量をいじって完了という感じで1枚あたり10秒、長くても30秒程度でサクサクやるようにしている。
早いのが偉いわけでは無いが、僕の場合、現像に時間をかけても迷子になるだけなのでサクッと完了するようにしている。

プリセットはいくつかバリエーションがあって、シグマのティールアンドオレンジ風とパウダーブルー風が好きでよく使っている。
ティールアンドオレンジ風が一番好きなのだけど、秋・冬っぽい雰囲気になるので今はパウダーブルー風を多用している。
ちなみに今回のnoteの写真はNikonのピクコン ソンバーをベースにしたプリセットを当てている。ハイキングで撮った写真はこれを当てることにしている。
緑が鮮やかに、黒は締まった感じになるのがお気に入りだ。

このレンズ扱いが難しいのだけど、ときどきこういう画を出すから手放せない。
立体感、すごすぎるー。

ということで現状のワークフローは
①写真を撮る
②PCに取り込む
(余談:一時はNASを構築したものの野鳥撮影時の1000枚単位の写真を保存するのに時間がかかりすぎるのが嫌でやめた。現状は外付けHDDに落ち着いた)
③Lightroomで現像(プリセットを当てて明るさの調整)
④現像した写真をスマホに取り込む
⑤Xに投稿する
⑥AmazonPhotoに保存する
⑦スマホから写真を削除する。

「この写真、みかづきっぽい」みたいなオリジナリティが出せるといいんだけど、プリセットぽちー、が楽すぎてこのワークフローを変える動機になっていない。

写真の現像は基本、写真を撮ったその日にやるようにしている。
幸運なことに今まで現像の時間がなくて次の日以降に持ち越しとなったことはない。
”写真を選んだり、現像するのが辛い”というように、趣味でやっていることが辛く感じるようになっては何のための趣味なのかわからないので気楽にやればいいと思う。

タイトル「写真現像論」というほど”論”していなかった。まあいいか。

それでは

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