花高凌(WELL BE INDUSTRY代表)

日本に未病産業を創出することを目指すヘルスケアスタートアップ株式会社WELL BE I…

花高凌(WELL BE INDUSTRY代表)

日本に未病産業を創出することを目指すヘルスケアスタートアップ株式会社WELL BE INDUSTRY代表。病気で後悔する人のいない社会の実現を目指す。健康と美容を仕事にしていくオンラインサロン TeamMibyoLabo 運営:https://www.mibyolabo.com/

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起業をするハメになるまでの経緯と、使命感と決意

前回、起業した理由について記事にしましたが、今回はそこに至った経緯についてもう少し詳しく突っ込んで書いてみたいと思います。 私は起業をしたくて起業をしたタイプの起業家ではなかったのです。 人生を賭けてでも、叶えたい世界が見えてしまった私が起業した理由は、人生を賭けてでも叶えたい世界が見えてしまうほどの出会いをしてしまったからです。そして、それを叶えるための手段に起業しかなかったからです。 起業は、目的ではなく手段であったということです。 その出会いこそが、HQCチェッ

    • 2021年の振り返りと、2022年の未病産業攻略戦略

      2021年も例年通りあっという間に年の瀬ということで今年も振り返ってみたいと思います。 会社の解散と新法人設立まず、この一年で1番大きな出来事といえば間違いなくこれだと思います。3年間続けた株式会社HQCTOKYOをたたんで、新法人として株式会社WELL BE INDUSTRYを設立いたしました。 理由としては、弊社がコア技術としていたHQCチェックの限界を感じたからです。HQCチェックは我々の開発したものではなかったので常に開発会社とやりとりをしていく中で、目指す方向が

      • 人類史上最も安全に近いワクチンの接種が広がらない理由

        みなさん、お久しぶりです! 今回は、ワクチン摂取状況から感じたヘルスプロモーションの重要性についてお話ししていきたいと思います。 コロナワクチンとは何者なのか?世の中がコロナという新時代に突入し、早くも1年以上が立ちました。そして、それを1日でも早く収束させるべくワクチンが開発され、我々市民への接種がはじまりました。そうなってくると当然「打つべきか?」という議論が起こるわけです。 この議論をしていくなかで、まず重要なことはそもそもこのワクチンがどのような機序で作用するもの

        • 3期目が終わって想うこと

          少し早いですが、この4月で弊社の創業第3期目が終わりました!多くの会社が倒産する3年という期間を乗り切れたことに感謝しかありません。 前期比200%の売上達成 結果からお伝えすると、おかげさまで今期は前期比200%の売上を達成しました。 昨年はtoB営業から一時撤退し、ビジネスモデルを少し切り替えました。 私たちの一番の財産は何かと改めて考え直した時にそれは未病産業創出のために賛同していただいている「HQCアドバイザー」のみなさんだと改めて思いました。 そこで、今期は

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        起業をするハメになるまでの経緯と、使命感と決意

          大手14社との協業に向けた面談を終えて

          みなさま、お久しぶりです。 今回は、大手14社との協業に向けた面談を終えて、予防ヘルスケア業界のこれからの時代の潮流が見えてきたので、そのことについて感じたことを書いてみたいと思います。 なぜ大手企業と面談をするのか?まず、これについて書いていこうと思います。 昨年から今年にかけて弊社の方針は大きく変わってきました。 昨年は主に法人営業に力をいれていて、いわゆる健康経営支援というところでビックなクライアントを獲得するぞー!という感じでゴリゴリ営業してきました。 しかし、

          大手14社との協業に向けた面談を終えて

          未病戦略振り返り2020

          少し早めですが、2020年の振り返りをしてみたいと思います。我々のミッションは、『日本に未病産業を立ち上げること』です。 未病産業は全くの未開拓領域ですし、誰もそのための方法を知りません。 最短距離はどこにあるのかを常に探しているわけですが、最短距離はだいたい最長距離の道で泥まみれになって到達した後に振り返ると見つかるもんです。 さて、この一年でできたことと、できなかったことを振り返ってみました。 【2020年でできたこと】 ・HQCアドバイザーが50人増えた →週3で

          未病戦略振り返り2020

          これからの時代に必要な『オンライン保健室』とは

          今回は我々が提唱しているこれからの健康づくりに必要な仕組み ”オンライン保健室”について書いてみたいと思います。 これからの時代は病院ではなく保健室が必要になる以前、医療と健康づくりでは領域は異なり、共に共存する社会の仕組みが必要という記事を書きました。まだ読んでない方は是非ご覧ください。 私は、医療自体を否定するつもりはありません。 ただ医療は部分的必要領域であり、特に慢性疾患に関しては根気よく生活習慣を改善していくアプローチが欠かせません。 日本は世界一病院が多い国

          これからの時代に必要な『オンライン保健室』とは

          何度言っても健康習慣を変えてくれないわけ

          『病気になる前に健康の価値に気付いて欲しい』 と普段から書いてきましたが、今回は健康行動へ誘導するために欠かせないプロセスの重要性についてお話してみようと思います。 健康行動を作るには戦略が必要まず、前提として人を健康にすることはとても難しいです。 それには、正しいプロモーション戦略が必要です。 そして、自ら改善することができるようにするプロセスを理解することが必要です。しかし、この健康行動を誘導するためのプロセスを理解している人がかなり少ないのが現状です。 例えばよく

          何度言っても健康習慣を変えてくれないわけ

          なぜあなたの食事指導には価値がないのか?

          皆さんは、”分子栄養学”という言葉を聞いたことありますか? 最近書籍も増えてきており、今かなり注目が集まっております。 我々は、この分子栄養学をベースの学問として日々健康を考えており、HQCチェックはこの分子栄養学のデータベースで構築されています。 今回は、時代と共に変わっていく栄養学の考え方について書いてみたいと思います。 カロリー栄養学の時代は終わった今、世の中で未だ一般的といえるのは”カロリー栄養学”です。 実際、管理栄養士の教育カリキュラムもカロリー栄養学がベース

          なぜあなたの食事指導には価値がないのか?

          医療と健康づくりが共存すべき、日本の未来

          今回は、これからの日本の健康産業構造の変革について書いてみます。 また日本は世界一の長寿国でありながらも、なぜ健康寿命は伸びない状況にあるのか?日本のヘルスケアの問題点についても考えてみたいと思います。 ヘルスケア=医療になりがちな理由みなさんはヘルスケアベンチャーと聞いて何を連想しますか? 最近多いのが、遠隔診療や電子カルテなど。つまりは、医療ヘルスケアになります。 なぜ医療ヘルスケアなのか? 結論からお話しすると、ヘルスケアの中でもやはりヒトとカネが集まるのが、医療

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          未病産業を創るために起業をした理由

          『人はなぜ病気になるのだろう?』そんなことを高校生の頃から考えていました。 特に興味があったのは、『がん』。​ 日本人の死因の1位でもある”がん”をもし無くすことができたならどれだけ多くの人が救われるのか? そんな単純な好奇心から生物学に興味がありました。 ​そんな時、iPS細胞の開発をされた山中伸弥先生の講演会を聴き、その可能性の大きさに感動しこの道に進もうと決意しました。そして、大学で植物の遺伝学について学んだのち、山中伸弥先生がiPS細胞の基礎研究をされていた奈

          未病産業を創るために起業をした理由