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心霊番組の恐怖

以前は夏場になると“待ってました”とばかりに心霊番組が登場した。
心霊写真を紹介したり、心霊スポットを探検したり、ぼくなども実話怪談をして盛り上げさせて貰ったりしたものだ。
いつ頃からだろう、こうした夏の仕事が減ったのは…
各局が争うようにして心霊現象を紹介するにつれ、照明や音響の機材が理由なく故障したり、スタッフが事故に遭ったり、考えられないようなトラブルが続出するようになったのだ。
霊能者がお祓いをしても霊障が起きるようになり、「数字は稼げてもこれはマズイ」と次第に番組自体が減少していった。
KTVの「怪談グランプリ」は、ぼくは第一回の出演者なのだか、ちゃんとした霊能者がきちんとお祓いして始めた番組。
当時主演したホラー映画のTシャツ(画像参照)して意気揚々と怪談を語ったのだか、審査員の稲川さんに(玄人だと)見抜かれガックリ。
しかし、本当の恐怖は撮影後にやって来たのだった。

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