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短歌 海月の夏、わたしの夏



月揺らぐ

いきと水槽

ふたつだけ

逃れて溶ける

人人の声



水族館に行くと、いつも海月をみます

ひとりで。

そうすると、周りのことなんて気にならなくて

自由なわたしになることが出来ます

その時間と空間が好きです

人の声やざわめきは水に溶けて消えていく

しんとした中に海月とわたしだけになるのが

心地よくて好きです


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