キミは変わっているんじゃない。ユニークなんだ。
unique(ユニーク)の意味。
唯一の、他に類を見ない、比類のない、
独特な、珍しい、目立つ…
「天然」とよく言われる。
人と変わっている子。
そう言われている気がして、
子供のころからとても嫌だった。
私は自分の気持ちを発言することが苦手で
こみ上げた思いはすべてノートに書いてきた。
だからきっと自分の言葉で話すことよりも
こうして「書く」ことの方が自分の気持ちを
表現できるのかもしれない。
自分が嫌いで違う自分になりたかった。
誰にもほめてもらえない私が、
初めてほめてもらえたのは小学校4年生の時。
クラスのお楽しみ会で
自作の台本を作り、劇をやった。
その時の担任の先生がとてもほめてくれた。
「こんな才能があるなんて素晴らしい!」と。
それから演劇の道へ足を突っ込んだ。
ある時、演劇のワークショップに参加した。
画用紙に○△-を使って自由に描いてくださいと。
私が書いたのは昆虫の触覚のような図だった(笑)
なぜそういうものを書いたのかわからない。
その図を見て、ワークショップの講師が言った。
「これは僕の想像を超えたね(笑)
キミのアイデアはとてもユニークだ!」
その時、心に電気が走るみたいな気がした。
心底嬉しかったのだ。
自分が変、変わっていると思ってた私は
「ユニーク」だったのだ。
どこかで
自分が変なのかな?
周りと違うのかな?
と思っているあなたに
今度は私が言う番だ。
「キミは変わっているんじゃない。
ユニークなんだ!」
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