見出し画像

北欧に行くかもしれません…!

最近、北欧行きを検討しています。まずはワーホリで行ってみて、就職活動をしたり、芸大をいくつか受験してみようかなという計画です。

なぜいきなり海外、しかも北欧で、芸大受験なのかというと、かねてから憧れていて、とても惹かれるし、道が開けそうだからです...!

1. 思い立ったいきさつ

私は昨年から、会社員をしながら絵を描いて売ったり、個展を開いたりしてきました。

今いる会社は入って4年目。会社は安定しているし仕事もホワイトなので、そこで働ける私はラッキーですが、仕事よりも絵の方が好きなので、仕事は淡々とこなして定時であがり、飲み会は極力避け、夜は絵を描く日々を続けていました。

ホワイトといえど、仕事は一日の大半を占めているもの。あまり興味のないものをこのままやり続けるのはどうなんだろう、と思い始めました。また、サラリーマン文化自体があまり自分に合わず、少し息が詰まりそうな思いをしていました。

来年から異動と言われたので、これを機に別の道を探そうと思ったところ、絵を生きがいとし、キャリアにこだわらないのであれば、海外に行ったら面白いかもと思いました。その方が自分の成長につながるし、絵にも良い影響になるかな、と。。。!入国制限が各地でゆるまってきているので、タイミング的に良さそうだと思いました。

2. なぜ北欧か

日本は母国だし、家族や友達もいるのでもちろん好き。何でもあるし、安全で暮らしやすい国だな、とも思う。でも東京にいると、せわしなくてあまり落ち着けない。ずっと住みたいとは思えなくて、これからの生き方を考えた時、もっとゆとりがあって、肩の力を抜けられる、人にやさしい場所に住みたいな、と思いました。

そこで海外もありだな、とふと思い、たどり着いたのが北欧でした。教育やジェンダー観、ワークライフバランス、高い幸福度など、いろんな側面が魅力的に感じられました。もちろんすべてが完璧ではないだろうけど、前から憧れていたし、貯金もある。未婚だし、子供もいない。まだ若いし、体力もある。行くなら今だな、と思いました。

3. なぜ芸大受験か

最近、フィンランド在住のテキスタイルデザイナー、島塚絵里さんのお話を聞く機会がありました。島塚さんは英語教師を経て、27歳の時にフィンランドに。皿洗いとして働きながら現地語を学び、現地の芸大に入られ、今はフリーランスのデザイナーとして活躍されています。
(下記インタビューを読んで北欧行きを決めました)

今の私は26歳で、フィンランドに行かれた当時の島塚さんとほぼ同い年。しかも島塚さんと同じように私も英語ができる。頑張れば、私も同じように、北欧でキャリアチェンジをすることは可能なんじゃないかな、と思いました。

ずっと芸術系やデザイナーの方々に憧れていたのですが、私の経歴はエンジニアだし、もうすぐ30だし、キャリアチェンジはもう手遅れだろうな、と諦めていました。でもよく考えてみれば、26歳であろうが80歳であろうが、人によって道は違うし、早すぎも遅すぎもない。レールに囚われず、自分のペースでチャレンジすればいいじゃん、と雑念を振り切ることができました。

4. 現地就職や芸大受験のハードル

しかし、現地で仕事を見つけるのはかなりハードらしい。北欧は英語が通じるけど英語圏ではないので、現地語ができないと就職の幅も狭い。かつ、クリエイティブな職歴がない私は、いきなりそのような職に、しかも北欧で就くのはきっと難しい。そこで、現地の芸大に入った方が就職しやすくなると思いました。専攻は迷い中ですが、今のところグラフィックデザインかアート、芸術教育的なものを考えています。

実は北欧の芸大の学部は基本的に現地語。現地語の検定に合格しないと受験資格がもらえません。それに対して院は英語なのですが、違う系統から入るのはかなり厳しいので、やはり学部からの挑戦になりそうです。もちろん、北欧以外の英語の大学も視野に入れていますが、せっかくなら第三言語を習得したいし、できれば憧れの北欧がいいなぁ、、、、と思っています。 

言葉の問題以前に、そもそも芸大に入る素質があるかも謎ですが、この一年半で絵をたくさん描いてきたし、ポートフォリオは作れそうなので、挑戦してみようと思います。万が一受からなくても、現地語がある程度できるようになれば何かしら仕事は見つかるんじゃないかな、、、と見ています。いずれにしても、行くなら数年間は住んでみたいな、と思っています。

5. どの国に行くか

いろいろ見ていく中で一番ときめいたのは北欧のパリ、デンマークでした。先月からデンマーク語も地道に勉強しています。英語と同じルーツなので似た言葉が多いし、文法もさほど複雑ではないのですが、発音が激ムズなので簡単にはいかなさそうです。。。でも帰国子女で英語は完璧なので、それがアドバンテージになればな、と願っています。

受験は2024年の1月で、その前の半年は現地のフォルケホイスコーレに通う予定です。フォルケホイスコーレとは18歳以上であれば誰でも入れる、大人のための学校。リベラルアーツ系や芸術系など、さまざまな種類の学校があり、学位は取れませんが、好きなものを自由に学べるオープンな場所となっています。芸術系のフォルケには芸大受験生もよく通うそうです。早速芸術系のところにいくつか申し込んだところ、学校を確保できました!結構人気だと聞いていたので、ひとまずホッとしています。

デンマークの首都、コペンハーゲン。レストランのNomaや、雑貨店のFlying Tiger発祥の地。

6. いつ行くか

まだ少し先ですが、来年の4月以降、遅くとも7月頃には飛び立とうかな、と思っています。こんなご時世なのでいつ何があるかわからないですが、今は行く気満々で準備を進めています。

9月の個展以降は語学に専念する予定ですので、今回が日本で最後の個展…とならなくても、今後しばらくは日本で展示できない可能性が高いです。なのでみなさん、ぜひいらしてくださいね^_^ お会いできるのを楽しみにしております!

※個展情報
個展 : a gentle place ~みやはら もえ 個展~
会場:Gallery Nenohoshi (子の星) 
住所:東京都渋谷区代官山町13-8キャッスルマンション113
日時:2022.09.14(水) ~ 09.19(月)  12:00-18:00 (最終日16:00まで)
URL:下記参照

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?