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カナダのインターナショナル・スクールに留学するってあり?

カナダの中学・高校留学は日本人の方にも人気が高く、カナダ留学フェアでも中学・高校の情報を求めて参加する方も増えているというような感覚があります。

中学・高校留学の場合、選択肢は、
  ・公立の学校
  ・私立の学校
となります。

私立の学校の中には、寮制の学校、クリスチャンスクール、インターナショナル・スクールなどがあります。

インターナショナル・スクールは日本にも存在し、カナダ留学をする場合わざわざインターナショナル・スクールを選択する意味はあるの?という疑問を持つ方もいらっしゃるため、今回はカナダ ノースバンクーバーにあるBodwell High Schoolを取材してきました。


カナダのインターナショナル・スクールって?

基本的には日本にあるインターナショナル・スクールと同じです。学校内は全て英語。学生さんは世界各国から集まっています。

また、これはデータがあるわけではないので私の主観になりますが、日本のインターナショナル・スクールもカナダのインターナショナル・スクールも、ある程度経済的に安定しているご家庭のお子さまという点も同じように感じます。

日本のインターナショナル・スクールと大きく異なる点は、当たり前かもしれませんが日本人の割合が低いということ、また学校を離れても全てが英語環境ということです。

Bodwell High Schoolの特徴

まずは、何と言っても学生さんの国籍の幅が広いことです。Bodwell High Schoolには450名~600名ほどの学生さんが在籍しています。学生さんの国籍は45か国で日本人の割合は約8%。

ほとんどの学生さんが英語がネイティブではないことから英語のサポートが充実しているのも特徴です。多くの学生さんが英語がネイティブではないということから、学生さん全員に平等にチャンスが与えられているということもできます。例えば生徒会で活躍することができるなど言語がネックになることなく校内での活躍の場が広がるということです。この点は現地校との大きな違いになります。

私立ということもあり、1クラスの人数が平均20名と公立校に比べて少ないというのも特徴です。また、カウンセラーの数が多く一人一人の学生さんをサポートしていること、カウンセラーは学業だけでなく生活全般もサポートしてくれることなど親御さんが安心できるサービスが充実しているというのもこの学校の特徴です。

Bodwell High Schoolでは中学2~3年はIBを導入していおり、IBの学びを経験することができます。高校はカナダ ブリティッシュ・コロンビア(BC)州のカリキュラムとなり、卒業時にはカナダBC州の高校卒業資格であるドッグウッドを取得できます。

滞在は最初の1年は必ず寮で、その後は寮に留まってもいいしホームステイに移動することも可能です。


Bodwell High School

Bodwell High Schoolのメリット

カナダに留学し、現地校ではなくインターナショナル・スクールを選択するメリットには以下のようなことがあります。

1.手厚い英語サポート
ほとんどの学生さんが英語が第二言語ということで英語のサポートが欠かせません。公立校や他の私立校でも英語のサポートがある学校は多いのですが、多くがローカルの学生さんになるので英語サポートは存在する程度にとどまります。手厚い英語サポートがあるため英語の上達が早いとも言えます。

2.少人数のクラス
1クラスが約20名の少人数になるため先生の目が行き届きやすく、学生さんと先生のコミュニケーションも取りやすくなります。

3.日本語を話すカウンセラーが在中
日本語を話すカウンセラーさんがいるため、何かあった時には日本語で対応することが可能です。カウンセラーとは、勉強のことはもちろん日常生活の悩みなども相談することができます。

4.最短1年10カ月で卒業可能
卒業に必要な単位を早く取得し、高校1~3年生までを最短1年10カ月で卒業することが可能。この場合、滞在費が1年10か月分になるだけではなく授業料も1年10か月分で終わらせることができます。

卒業後の進路

一番興味深い点は、現地の学生つまり英語がネイティブの学生がほとんどいない学校で学び、他の公立・私立校で学んだ場合と比べ同じように英語力が伸びるのか、ということではないでしょうか。

Bodwell High Schoolの卒業生の進路を拝見すると、世界でもトップクラスに入るカナダの名門校トロント大学やブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)に合格している学生さんが日本人学生を含め複数いらっしゃいます。

2022年の結果では進学率は97%。カナダを含め北米の大学に進学した割合は94%でした。平均的な公立校よりも多くの学生さんが英語圏の大学に進学したと言えます。

まとめ

今回は取材の要点だけをまとめました。それでも留学でインターナショナルスクールを選択するメリットの魅力を感じていただけたのではないでしょうか。

中学・高校でカナダ留学をご検討されている方は是非、公立と併せインターナショナルスクールという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。



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