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赤外線レベル(収支がマイナスの状態)から抜け出すには?

ビジネス書に書かれた成功法則は、著者にとってはうまくいく方法かもしれない。でもそれが、誰にでも当てはまるわけじゃない。

もちろん、数ある成功法則の中には、今の自分にぴったり合うものもあるはずだ。それをどうやってみつけたらいいのか?
その解決策がロジャー・ハミルトン著『才能は開ける』に記されている。

カギとなる問いはこの2つ。

  1. 自分の才能は何か?

  2. 自分の経済状況はどのレベルにあるか?

才能にフォーカスを当てたものは「ウェルスダイナミクス」、経済状況のレベルを表すものは「ウェルススペクトル」と呼ばれる。

この記事では、2つ目の「ウェルススペクトル」をご紹介したい。

経済状態には9つの階層がある

経済の状態を表すウェルススペクトルには9つの階層があり、それぞれ色が与えられている。虹の7色に、赤外線と紫外線を足した9色だ。

そしてこの9色は、大きく3つのグループに分けられる。
個人のお金の流れをマスターする「基礎プリズム」。
市場のお金の流れをマスターする「企業プリズム」。
世界のお金の流れをマスターする「錬金プリズム」。

自分がどの段階にいるかは、『才能は開ける』購入者用のテストや、ウェルスダイナミクスの有料テストで判定できる。

▼ 基礎プリズム

赤外線レベル(被害者)は、毎月借金がかさんでいる状態。自分の生活を変える行動を取らなくてはそこから抜け出せない。

赤レベル(生存者)は、毎月の収支がトントン。生活していくのがやっとの状態。

オレンジレベル(労働者)は、赤よりも少し余裕があるものの、生活のために仕事をしている状態。会社勤めであっても自営業であっても、一生懸命働かなくては収入を得られない。

▼ 企業プリズム

黄色レベル(プレイヤー)は、自ら価値を生み出し、レバレッジを掛けられる状態。得意分野でお金を稼ぐ方法を知っている。ただし、ひとりで事業をしているため利益は限られる。

緑レベル(パフォーマー)では、会社を組織するようになる。チームを率いて事業を行う。

青レベル(指揮者)は、複数の投資をしている。現金と資金の仕組みをマスターし、扱う金額は1億円を超える。

▼ 錬金プリズム

藍色レベル(主催者)は、信頼を財産へ自由に変えられる状態。まさに億万長者。

紫レベル(作曲家)になると、通貨を発行したり、税を設定したり、世の中の仕組みを作るようになる。

紫外線レベル(レジェンド)は、人々の生きる指針、伝説となる。

まずは赤外線レベルを抜けだそう

もしかするとテストを受けなくても、自分がどの状態にいるかなんとなくわかるかもしれない。もし収入があったとしても、毎月の収支がマイナスになるならそれは「赤外線レベル」だ。

赤外線レベルを侮ってはいけない。ここから抜け出す方法が、他のレベルでも忘れちゃいけない基礎となる。心がけることはこの3つ。

①お金を測定する

入ってくるお金と出て行くお金の内訳をチェックする。そして、いくら収入があれば収支がマイナスにならないかを知っておく。
経理が苦手な人は、得意な人の助けを借りる。

②行動を正す

健全なお金の流れにいる人のマネをして、自分の行動を見直す。浪費してしまう行動が習慣になっていないか?だとしたらその習慣を正す。

③義務を果たす

情熱を追いかける段階じゃまだない。ましてや世界を救うにもまだ早すぎる。まずは自分や、家族を救う義務を果たすと決める。

チャクラも富も下から整える

ウェルススペクトルでは富の状態を虹の色に例えている。これってチャクラを連想させる。

チャクラとは、気を循環させるポイントのこと。物理的に見えるわけじゃないけど、重要な臓器の位置に対応している。そしてその色は虹と同じ。主要なチャクラは7つ。そしてその外側に赤外線に該当する第0チャクラ、紫外線に該当する第8チャクラがある。

額の第6チャクラや、頭頂部の第7チャクラを活性化すると、サイキック能力が強くなる。……が、ここだけこじ開けようとするとバランスが崩れる。チャクラも下半身から土台を積み上げるように整えていくんだ。

まずは最初の一歩から、少しずつ見直していこう。

今回は「ウェルススペクトル」を紹介したけれど、『才能は開ける』で重視されているのは、才能を見分ける「ウェルスダイナミクス」のほう。
同じ赤外線レベルでも、そこから抜け出すコツは自分の持っている才能によって違う。

あなたにはどんな才能があるだろうか?
ぜひ、本書をチェックしてみて欲しい。

みあんご!


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