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べジャスアルテス宮殿
メキシコシティのPalacio de Bellas Artes.
20 世紀初頭、ヨーロッパに追いつけ!時代に建設されたオペラ、バレエ、オーケストラ、美術展などを楽しむための場所。
イタリアから運ばれた大理石で作られている。
もともとその場所には湖上都市、先住民の王国があった。
スペイン人は征服後、そのまま湖を埋め立てた。
その地盤のため、毎年数センチずつ沈んでいるというエピソードがある建物がこの芸術宮殿。
ビデオによると、1910年代メキシコ全土に革命戦争の嵐が吹き荒れる。その数年前に建築がスタート。
ただ革命戦争のため、工事は進まなかったが、その後少し落ち着いて、工事が再開され、1934年オープニングを迎えた。
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幕。メキシコの山、ポポカテペトルとイスタシワトル。
ティファニーに注文された幕にはメキシコの伝説に出てくるアステカの戦士に例えられているポポカテペトル山と王女に例えられていイスタシワトル山が描かれている。
キラキラしていて美しい。
メインホールの天井にはステンドグラスのドーム。
女神が描かれている。
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当時は上流階級の社交場。
ここにヨーロッパ様式のファッションを纏った人たちがたくさん集まった。
当時のメキシコの上流階級家庭の子女たちは英語ではなく、フランス語を第一外国語として学んでいたという話を昔、メキシコ人の友人おばあさんに話していただいたことがある。
当時のメキシコはフランスを手本にし、裕福な家庭の学生たちは留学先にフランスを選ぶことが多かったそうだ。
芸術宮殿内部
20世紀建築見学を楽しめる場所。
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ドームが見える。
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美術館併設
この美術館ではメキシコ芸術だけでなく、海外のアートもテーマを設け展示される。
日本の浮世絵展に行ったことがある。
壁画作品が展示されている
20世紀の芸術ムーブメント「壁画運動」。その時代の巨匠たちの作品が展示されている。
El hombre controlador del universo, 1934, Diego Rivera.
こちらはディエゴ・リベラの作品。
タイトルは「宇宙をコントロールする男」
サイズ 480 x 1145 cm
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我が家の家の近所コヨアカンに、亡命してきた彼が住んでいた家がある。
今は彼についての博物館。
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公共物の壁が開放された。
ヨーロッパの真似ではない、自国の文化に目を向ける作品を描く画家たちが活躍。
この画面にもメキシコの動物が描かれている。先住犬ショロ犬。(ヘアレス犬がみられる。)
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マリオ・ナンダジャパ・クアルテットのある日のコンサートは壁画前で。
メインコンサートホール、室内楽用のコンサートホール(名前はManuel M. Ponce 20世紀の作曲家の名前がつけられている)、そこ以外でもこのようにコンサートが開催される。
壁画の前で演奏しているのはマリオ・ナンダジャパ・クアルテット。
MARIO NANDAYAPA QUARTET.
伝統民族楽器のチアパスマリンバを父マリオさんと三人の子供たち マリオJR. ダニエル、タニアが演奏中。
彼らのことは今度ゆっくり書きます。
今回は動画を張り付けておきます。
メキシコの音、南チアパス州の音をお楽しみください。
メインホール
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オペラ公演も行われるため、字幕がでる。
下の階の席でも、上の階の席でも音質はとても良い。
ほかバレエ公演、オペラ公演、国立民族舞踊団の公演などもりだくさん。
オーケストラ、バレエ団にはメキシコ人のほか、多くの外国人アーティストが活躍中。
もちろん日本人も。
バレエ団のプリンシパルは日本人女性。
私の日本人の友人二人はバイオリンとオーボエ演奏家で活躍中。
時間、見る場所によって変わるベジャスアルテス。
いろいろな顔を見せてくれるベジャスアルテス。
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この辺りは官庁街なので、平日のお昼時間はネクタイ、スーツ姿の人たちが闊歩する。
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ベジャスアルテスで花見。
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メキシコ観光の人気スポットでもあるベジャスアルテス宮殿。
100年以上前のメキシコはどんなだったか、想像することができる場所。古き良きメキシコを垣間見ることができる場所。
そしてアートに触れ、心を感動させることできる場所。
特に観光でいらっしゃる場合は、毎週水曜日と日曜日の国立民族舞踊団公演はおすすめ。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
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