久しぶりに家計簿をつけてみた

(約900字)
家計簿といっても、使うのはA4のノートだ。

食費、日用品、、などの主な変動費だけ(保険などの固定費や医療費は別管理)を、科目ごとに縦6列ほどに分けて、下からレシートを貼っていく。
見開き2ページで10日間。1ヶ月で合計6ページ。

科目ごとに縦に集計し、10日間全科目も集計し、20日後、30(31や28や29もあり)日後にも集計する。

何を今さら、今どきアプリもあるし、レシートなんか捨ててるよ、せめてExcelを使えよ、というご意見もあるだろう。

以前、Excelで管理していたこともあるのだが、いつの間にかこの方法になった。

レシートをしばらく後に見返すと、その時のことをありありと思い出せるのだ。

そんなの写真で思い出せばいいじゃないかと思われそうだが、案外そうでもない。写真だと思考停止するのか、その場面以外のことまで思い出せない。

レシートの文字だけの限られた情報からだと、ずるずると芋づる式にその時のことを思い出せる。

ああ、読書が想像力を養うのと一緒だな、と、ここでも読書の効用を讃える。

毎月毎年やると膨大な量になるので、ずっとは無理だけど、たまにやると楽しい、レシート貼るだけ家計簿。

肝心の家計管理はというと、途中で使いすぎに気づけて、いくらかはセーブできた。反省点も見えてくる。

どうも、大手安売り系スーパーに弱い。まとめ買いに走り、買い物リストや予算がいっきに無意味となる。目の前の視覚情報に弱い。高めの店で「買うものないなー」としぶしぶ数点だけ買うほうが、はるかに節約になっている。おかしい。

あとは、月末頃に、翌月まで待てば予算内で済むのにと思っても、また出掛けるのが面倒よなーと思って結局その日に買って予算オーバー。

つまり、店に行かないのが一番だ。割引、割安につられてはいけない。

幸い、ネットショッピングで食料品や日用品を買う習慣はあまりないので、無限にポチってしまう誘惑には負けずに済んでいる。

というわけで、今どきの買い物、家計管理とは異次元のアナログでレトロ、しかも活字中毒な方法かもしれないが、それなりに成果は得られた。

一通り傾向をつかんだら、予算や買い物リストを見直していこう。

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