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食器洗いをしながらできること

数年前に食洗機を使うのをやめた。その理由などはまた別に書くとして、とにかく今は手洗いだ。30分くらいかかる。単調なので徐々に眠くなり、一日を終える儀式として悪くないのではないか。肩甲骨まわりもほぐれる

とはいえ、ちょっと虚しい。終わるころには、使わなかった頭の中が、水を吸ったスポンジみたいにモワっとなる感覚が残る。なんかやだ。

単調だからこそ同時にできることがある。
例えば、ヘッドホンをしてスマホでNHKラジオ英語講座を聴く。キャンセリング機能付きなら水の音が邪魔にならない。何をどう聴くかはまた別に書こう。
食器洗いは毎日するので、らじるらじる 聞き逃しのサイトから選んで、必ず1~2講座を毎日聴ける。口を動かして問題の回答やシャドウイングをすれば、わずかながら口、喉、表情筋の運動にもなる。
今日は勉強が足りなかったのでは、という思いが少し消える。

そして、かかと落とし。毎日30回で骨密度アップになるらしい。
これは、一日を運動不足のまま終わらせないための最後のチャンスだ。リズミカルな動きは気分を良くする効果もある。

あるいは、適当ストレッチ。洗いながら上体を横に反らしたり、肩の上げ下げ、首の回転、手を伸ばすときはもっと遠くに。
大丈夫、誰も見ていない。変化があるので脳内スポンジ化(の感覚)を予防できる。

ラジオ講座とかかと落とし(またはストレッチ)を同時にしてもよい。「あれ、今の聴いてなかった」となれば、何度でも戻してまた聴ける。

単調作業で頭があいていると、なぜか嫌な記憶がよみがえってきたりするけど、これだけ忙しいとその心配もない

ついでに、わたしはゴム手袋のなかに薄いポリ手袋をするのだが、その前にハンドクリームを塗っておけばハンドケアの時間にもなる。

というわけで、わりと楽しく食器洗いをしている。



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