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    ⚾︎野球観戦体験をアップデート⚾︎ 野球観戦大好きな女子 #やきう女子 がもっと野球観戦を楽しむ方法を考えたり、野球への熱を放出するチームマガジンです。

最近の記事

目標に向かって考え続け、実践すれば道は拓かれる

「もっと長いイニングを投げられるように、確実に勝てるように次も準備をするので、また観に来てください」。 2022年3月31日。初めての先発で臆することなく投げ込む力強いピッチング。そしてヒーローインタビューでの落ち着いた返答。 何気なしにつけたロッテ×ソフトバンク戦を観た私は、大関友久投手に心を掴まれた。 子どもの頃から将来の夢は「プロ野球選手」一筋。なりたい気持ちだけではなく、なれると思って日々取り組んできた。常に野球のことを考え続け、育成から支配下を掴み取り、その後

    • 今の記憶を記録するということ

      自分のための文章をすっかり書かなくなってしまった。それはただ「忙しいから」という言葉で簡単に置き換えられるけれど、おそらくそれ以外にも要因はあると思う。 この一年で、私の環境も、私のまわりの人たちの環境も大きく変わった。時折、私にとって2021年とはなんだったんだろう、と思うことがある。2021年は必死に仕事をしながら、でも岡山で青春の時間を過ごしていたような気がする。30代になってから大学生の頃のような時間を過ごせるとは思っていなかったので、あの日々は本当に感謝だ。 昨

      • 心のうるおいと余白が足りなくて

        目の前のことに必死で、余裕のない生活が続いていた。 自分のために文章を書くことも、好きな教養やカルチャーといったインプットもほとんどできず、目の前のタスクに追われて苦しい気持ちが強い日々だった。でも頑張りたいことはたくさんあるし、もっと仕事ができるようになりたいし、今後もさまざまなコンテンツに携わっていきたい。ただ心も頭も余裕がなく、時間に追われ、正直なところ完全に詰んでいた。 少し気持ちを整理して落ち着けたのは、つい昨日のことだ。今感じていることを信頼する人に聞いてもら

        • 自分の「声」や「話し方」と向きあうことについて

          リモートワークでの仕事。長時間パソコンの画面を眺めているので、以前に増して目の疲れがひどい。 それでも知的好奇心が強いため、最近の音声メディアの豊富さに比例して、余暇は耳から情報を得ることが増えた。 それに私自身が発言している音声を耳にする機会もちょっぴり増えてきた。 その度に悲しい現実にぶつかってしまう。それは、自分の声質や話し方が好きではないということ。昔からの悩みでもある。 ちょっと鼻にかかったような「もやっとした声」と、だらだらしゃべってしまう話し方。言葉も思うよう

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        記事

          2020年出会えてよかった・おいしかったお店

          2020年は激動の一年。 個人としては、仕事退職→上京予定が緊急事態宣言で厳しい→関西から地元岡山へ→岡山で勉強&ゆっくり過ごす→東京で転職活動→就職→しばらく岡山からフルリモート勤務、という大きな変動があった一年でした。 今年は例年に比べてあまり外食できなかったのですが、それでもおいしいお店に出会えたことを記録に残したい。 いつもおいしい料理やコーヒーをありがとうございます。愛を込めて。 最後に番外編として球場飯も。 2019年の記録はこちら。 il pumo(西宮

          2020年出会えてよかった・おいしかったお店

          大学野球を初めて球場で観た、あの早慶戦で

          私の大学野球デビューは、2020年秋の早慶戦だ。 今年、東京ヤクルトスワローズからドラフト1位指名された木澤尚文投手が慶応のエースピッチャーであり、私は彼をひと目見て「応援したい!」と思ったからだ。 偶然にも東京に滞在する時期と早慶戦の日程が被り、これは行くべきだと決心してチケットを購入した。 スワローズの試合以外で神宮球場を訪れるのは初めてだった。 甲子園が高校野球の聖地と言われているように、神宮球場も大学野球にとって大切な地であるのだ。それを実感させられる二日間になると

          大学野球を初めて球場で観た、あの早慶戦で

          「子どもたちの幸せのために」 | 本業も複業も全力を注ぎながら、やりたいことに挑戦し続ける理由

          保育士として日々子どもたちと接しながら、個人でも子どものために活動がしたいとYOKAROを立ち上げた吉川由さん。 お話を伺うと、自分の心の声に向き合っているからこそ、やりたいことを仕事にできた彼女の信念を感じることができました。 なぜ本業とは別で個人の活動に挑戦しようと思ったのか。一歩を踏み出すための大切なマインドに迫りました。 吉川由さん 他業種から保育士に挑戦したのは、本当にやりたいことだったから ──普段の保育士のお仕事では、どのようなことをされていますか? 今は

          「子どもたちの幸せのために」 | 本業も複業も全力を注ぎながら、やりたいことに挑戦し続ける理由

          「想い」で共鳴しあえる仕事を

          この二週間ほど、自分の考えや想いを伝える機会が多くあった。 一人で考え込んでいても頭の中で堂々巡りになってしまい、結局どうしたいのか言語化できない、あるいは抽象的なありきたりな言葉で終わってしまうことが常だ。 でも信頼する人たちに今のもやもやした気持ちや不安を話すと、少しずつ目の前が明るくなってきて、これからどうしていけばいいかが拓けていく感覚になった。もっと早く話を聞いてほしいとお願いするべきだったと思うほど今の視界は良好だ。 九月はオンラインスクールの課題に追われ必死

          「想い」で共鳴しあえる仕事を

          自分の心の土を耕せば見える景色も変化する

          先日、友人と久しぶりに再会し、一緒に瀬戸内海を眺めた。わたしは彼女の撮る写真が好きで、青の世界観に惹かれている。 その日も実際に友人のカメラ越しで撮影した写真を見せてもらい、素敵な瀬戸内の写真の数々に心を奪われた。 最近マニュアルで撮影する方法を覚えたので、友人の撮影時の設定やカメラの話を真剣に聞き入り、来年に向けてどんなカメラを買おうかと心を踊らせる。 わたしはSONYのアルファシリーズを使っているが、買ったのはもう6年前だ。遠くまで撮影できないのでスポーツ観戦には不向

          自分の心の土を耕せば見える景色も変化する

          「3年生にとっては高校野球の卒業式」という言葉

          お盆も過ぎ、夏の終わりに差し掛かっている。 例年なら今頃は甲子園の決勝を迎える時期だが、今年はそれもない。 その代わり春の選抜中止を受けて「甲子園交流試合」が6日間にわたり開催された。 交流試合の最終日、最後の試合で山梨学院の監督の「3年生にとっては高校野球の卒業式」という言葉が今も印象に残っている。 本来なら甲子園という大切な切符をかけて試合を勝ち抜き、たくさんの応援やブラスバンドの音色を一身に受けながら、試合を通して今までの練習の成果を披露する。一日でも長く野球がし

          「3年生にとっては高校野球の卒業式」という言葉

          行きたい場所へ飛んでいけるその日まで、今いる場所で心地よく生きていく。

          年に一度は海外へ行くことにしている。 ちょっとしたバカンスであり、わたしにとってのご褒美だ。 今年も2月末から3月上旬あたりにドイツとイタリアへ旅行をする計画を立てていた。 ところが、どうやらヨーロッパに行くのは厳しくなりそうだという空気になり、雲域が怪しくなるどころか大嵐のような状況になり、結果これは無理だということで旅行を断念した。航空券やホテルの手配をする前に決断したことが幸いだった。 次第に日本にもその空気は拡がり、国内の移動も自粛をせざるをえない状況になった。今

          行きたい場所へ飛んでいけるその日まで、今いる場所で心地よく生きていく。

          立ち止まることだって悪くない、大切な一歩

          長かった梅雨があけ、ようやく夏がきた。 蝉たちも待ちわびていたかのように大きな声で鳴いている。 今年の夏は、十何年ぶりに地元で過ごすことになった。 昨年の秋頃から思い描いてきた理想とはちがう道。人によっては、前もって準備しなかったからじゃないのと言われるのかもしれないけど、わたしは不器用だから、あの方法が一番だと思った。 まぁいいか。そう思えるようになってきた。生き急いでいても仕方がない。 少しずつ大人になり、気持ちも落ち着いてきた。自分と向き合う時間が多い中で、改めて特性

          立ち止まることだって悪くない、大切な一歩

          10年前、ワインに導かれて

          わたしとワインとの出会いは、二十歳の頃に留学したイタリアでのワインフェスタだった。 イタリア中部のとある小さな田舎町。 ここで開催されるというワインフェスタに友人から誘われ、「ワイン?飲んだことないけど、せっかくイタリアにいるんだし飲んでみようかな」と参加することにした。 イタリアでは大小さまざまなワインのイベント、いわゆるフェスタというお祭りが開催されている。 受付で12ユーロのお支払いの後に受け取ったワイングラスと、そのグラスを入れて首からぶら下げるためのホルダー。

          10年前、ワインに導かれて

          心の中に歌詞のような言葉を集めていこう

          雑誌やオンラインコンテンツを読んでいるときに、"おしゃれな文章"だと思うことがある。 もちろん書き手自身の雰囲気がおしゃれに感じるからこそ、滲み出るものがそう思わせているからなのかもしれない。 なんだろう。やわらかさもあって、でもやわらかい文章だけでまとめるには何かがちがう。キラキラもしていて、優しくて、読んでいるだけで爽やかな風がとおり抜けていく感覚。 そういえば、社会人になってから、小説をまったくと言っていいほど読んでいない。 読むのはビジネス書や実用書、スポーツ記

          心の中に歌詞のような言葉を集めていこう

          楽しく続けるために、自分にとっていいものを取り入れていくということ

          2週間前から超夜型だった生活を朝型に変え、SNSの利用を大幅に減らした。おかげで体調も心もすこぶる調子がいい。 朝型生活の良さは、いろんなところで耳にするので気になっていた。それでも実行に移せていなかったのはだらしなさが一因だったりするのだが、ある時ちょっとした疲れを感じたことをきっかけに思い切って切り替えることにした(最初は何度か二度寝したが)。 朝から予定を立てて活動する。単純なのに、遅い時間に同じことをするより清々しい気持ちとやる気に満ち溢れている自分。朝から豆を挽い

          楽しく続けるために、自分にとっていいものを取り入れていくということ

          音声だけで学ぶという形

          引っ越し準備で慌ただしかった3月末から一転、外出自粛中の4月のほとんどを家の中で過ごした。 世間でいうゴールデンウィークも家の中で過ごしていたし、最低でも5月末までは家にいる状況が続く。6月だってどうなるかわからない。 家の中にいるからといって暇だったわけではなく、こういうときでもやりたいこと、やれることがあるのは本当にありがたいことだなぁと思う。 最近はインスタライブの視聴にもちょっぴり目が疲れてきていて、コーヒーやワインを飲みながら本を読むか、ラジオやポッドキャストを聴

          音声だけで学ぶという形