見出し画像

Life is cinematic

人は自然が創り出したものだけでなく、誰か他の人が生み出したものにも感動させられると思います。でも人が創り出したものに感動する時、そこに『共感』が重なるからこそ、ということがある気がします。
気づきというか、今まで気づいていたこと自体に気づかなかったことを、他の誰かがその人の作品を通じて言語化したり目や耳でわかる形に創り出してくれる。
そういうものに出会った時、人は、そうだこれだ!とまるで自分自身を見つけたり、未来に希望を感じることがあるように思います。

わたしが学生時代からずっと好きで聴いているアメリカ、ミネソタのシンガーソングライター、Owl City。
日本でも2000年代はじめに、『Fireflies』、『Good Time』がヒットしたので、当時聴いたことがあった方は多いかもしれないです。

そんな彼が2018年に出したアルバム『Cinematic』から表題となっている『Cinematic』をちょっと紹介したいと思います。

Owl City - Cinematic (Official Audio) -You Tube
https://youtu.be/KEnLyp8Nock
Owl City - Cinematic -AZLyrics.com 歌詞
https://www.azlyrics.com/lyrics/owlcity/cinematic.html

映画みたい。
ひとりひとりの人生はまるで映画なんだよ、と歌っています。
あえて訳は置かないことにします。決して難しい単語は使っておらず、むしろすごく単純。比喩的な表現ではあるけれど、きっと共感する人は多いと思います(ちなみに曲の後半に映画『スターウォーズ』シリーズの名フレーズがしれっと入っているところ、好きです笑)。
下記はわたしなりの解釈による一部分の訳です。つたない翻訳でごめんなさい。

君のデビューは完売だ。
みんな身を乗り出してスクリーンの前で始まるのを待ってる。
さあ、始めよう。照明もカメラもOK?
アクション!

さあ、山場だ!
(でも)ありのままの君でいて。ドラマチックに映ろうとしなくていい。
そのまま突っ走れ!
もうみんな君の人生に釘付けだ。
だってそれは一瞬も目を離せない映画のようだから。


生きていれば良いことも辛いことも、本当に予期できないことの繰り返しだと思います。
なぜか辛いことの方がインパクトが強くて、もう終わりにしたいと思うことだってあると思います。わたしも何度もありました。そしてこれからもそんなことはあるかもしれない。
でも、
Truth is stranger than fiction.
事実は小説より奇なり。
(英国の詩人、バイロンの名言。#かんころ さんより教わりました)
本当にそうだと思います。
捉え方によるかもしれないけれど、つまりどんなことも起こりうるし、それをわくわくして、まるで楽しみにしていた映画を観るかのように日々を過ごしていけたら、夢や希望を忘れずに前を向いていけるんじゃないかと思うんです。
今この辛い瞬間が『第○章の起承転結の”転”の部分』で、この後はハッピーエンドに向かってぶち上がるしかない、と思えたら、なんかちょっと踏ん張れる気がしませんか。

この曲を書いた、Owl City自身もデビュー前後に渡って劇的な人生を送っています。
そんな彼が身を持って感じてつむぎ出した言葉だからこそ、心に響くのだと思います。
気になった方はぜひ聴いてみてほしいなあって思います。


人生も自分がどう見るかです。
自分で決めて、自分で変えていけるんです。
さあ、今日もご機嫌に。

今日も読んでくださってありがとうございます :)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?