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働くを振り返る。迷子になったら、道をつくればいい。

皮肉なことに私は自分の強みを最後に発見した。


すべての仕事を新に入る方が引き継いでくれることに。
これまで同様の職務経験がないその子に限られた時間で基本とこれから先に困らない引継ぎができるか、これまでの仕事経験を総動員して全力で行った。アッと言う間の充実した最後の日々。
最終出社日、私はその引継ぎが成功しただろうと確信し、ここを離れることに後ろ髪をひかれてしまった。

ここで最後にしようと思ったのに。
振り返りのハイライト。働くってなんだろう。
生きるために働くのか、働くために生きているのか
っていう、問いに踏み入ってしまった。

それはただ単に職場がどうとかではなくプライベートのあれこれも絡み合ってのこんな問いが浮かんでしまった。

インサイドセールス、それが私の肩書。社内から営業活動をおこなう。
でも実際は毎日電話やメールでやり取りを行い、受注や発注をあれこれ管理する、営業アシスタント業務で一日が終わる。
それでも時間をつくり出し営業活動を行い、会社にとって有益な社員であろうと奔走していた。
会社側もどうにかしようと試行錯誤を行っていた。従順について行けたらよかったのだけれど、私の行きたい道とどんどん離れて行ってしまった。
そして私は迷子になった。

わがままにこっちに行きたいと駄々をこねればよかった。
私を生かすために、より良い道を選ばない事は道なき道を行くより恐ろしい。
それぞれが人生の満足を諦めたら、この世の中は良くならない。
現状維持は後退と変らない。


この時、私は旅に出ることを逃げると言っていた。この日常から逃げる。
こんなんじゃダメだ。次の為に ”リセットの旅だ” って思えないなら、いい人生、仕事なんてできない。
それでも旅に出ると新しいことに挑戦させてくれたり、いろいろ悩む材料を示してくれる大切なものだった。

さて、それにしても次をどうするか。
あれこれ理想やらあるのだけれど、どっちに道を作ればいいのかしばし迷い中。

OLD:空気を読み、同調し、忖度する
NEW:オピニオンを出し、エグジットする
ニュータイプの時代ー新時代を生き抜く24の思考・行動様式  山口周


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