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他人の力を借りて、自分の“あるもの“探し

自分の棚卸しをするとき、身近な人に自分について聞く方法がある。

「他の人には難しいのに、私が簡単にやっているように見えることは何ですか?」

自分のことを知る魔法の質問として教えてもらい、この質問を10人に聞いてみるということに挑戦した。

実は2年前も、この質問を10人以上に聞いてくるという宿題をとあるセミナーで与えられていたんだが、2、3人ぐらいに聞いて自分の予測回答とあまり差がなかったので、途中で辞めてしまっていた。

今回はちゃんと10人に聞こう!そして聞きやすい人だけでなく、ちゃんと自分の行動を知っている人に聞こう!と、ビビりながらも10人に質問してみたのだった。

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結論から言うと、
もらった回答には、私が理想に思うワタシがいた。

どういうことかと言うと、
思っていた自分より凄くない!?って言う感じ。

こうなんじゃないかな?と勝手に思っている自分が0だとすると、他人から見た自分はさらに20ぐらい進んだところにいた。

そして、その20ぐらい進んだところにいる自分は、そうなっていきたいなと思っていた理想の自分の姿の一つであって。

なんだ、すごいやん、自分。

多分だけど、自分の理想的なあり方をここ2年ぐらいでなんとなく見つけていて、それに近づきたいと意識していた。演じていた、という感じかもしれない。

でも演じると理想と現実のギャップを余計に感じて、「自分に足りていないこと」「自分にないもの」探しをしてしまっていた。

そうやって謎に自信がない状態になっていたのだが、実はちゃんと理想に近づいていることを周りの人は見てくれていた。気づいてくれていた。

もちろん、いいことを聞いている質問であるから、自分の悪いところ足りていないところをは書かれていない。

でも、今まで「ない!」「足りていない!」と思っていたものを、自分の中から見つけ出してくれていたのは本当に自信がついた。

売り上げとか、資格とか、そういうモノサシで測れるモノだけではないからこそ、自分の成長は案外わからないものなのかもしれない。
ビビらず聞いて本当によかった。

***

そうそう、なぜ質問するときにビビっていたのかというと、「私のこんな個人的な質問されたって、興味ないし、迷惑なんじゃないか…?」って思っていたからだ。

でも実際は、みんな快く質問に回答してくれてとても驚いた。それはそれは本当に丁寧な回答で、しかもレスも早く、かなりの長文をくださった方も。しかも鋭い視点ビシビシで。

私の周りの人の、観察力と言語化力はもちろんのこと、全力で答えるFor youの精神に、本当に凄いな…と感謝と感動を覚えた。自分もそうありたいなと、心から思った。

みなさま本当にありがとう。

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