旅の具合
もう少しでアイスランドでの1年が終わろうとしている。
濃密な1年、でも早かったなー
そして次の計画も少しずつ整ってきて、アイスランドには継続して滞在する予定!
去年は夢の国フェロー諸島に行ったり、フィンランドとアイルランドにひとり旅したりと個人的にはお腹いっぱいに動くことができたんだけど、それと同時に自分の中での旅の条件というか、自分が心地よく思える旅の具合が少しずつ明確になってきたのでせっかくだからここにまとめてみようと思う。
予定を立てすぎない
去年までの私は旅の事前に旅のしおりを作って、その日何をしてどこに行くかを予定立てて旅をするスタイルだったけど、アイスランドに来て、ホテルの受付で働いて世界中の旅人と関わってみて、旅先での時間の使い方は180度変わった!
もちろんここは絶対行きたいっていうのは調べるし、どんな場所なのかとか交通事情とかは調べるけど、予定は立てない。決めるのは飛行機チケットと宿のみ。あとはその日の気分次第。その方が時間にもto do リストにも追われなくて自分の自由を存分に感じられる!
欲張りすぎない、詰め込みすぎない
特になかなか行けない遠い場所にもなるとついでにここも行っておこうとなるのも分かる。でもそこは取捨選択。欲張らない。私の中でひとつの場所には最低3日はいるなと実感(それでも少ないか)。スペインのグラナダもバルセロナも2日いたけど全然物足りなかったし、アイルランドのコークももう少しゆっくりしても良かった。フィンランドのヘルシンキは3日くらいでちょうど良かったかな。
ある一定レベルの宿
私はどこでも寝れる人間ではないのでドミトリーは極力さけたい。そしてある一定のデザインだったりそこで夜を過ごす楽しみを持ちたい。フェロー諸島の車中泊と最後1日のバスを改造したドミトリーで衝撃的な夜の思い出と共にこれは自分の重要事項に入れた!
ご飯はケチらない
その国のフードはそこだけのもの。なるべくケチりたくない。その分レストランにに関してはかなり慎重に選ぶ。おひとりさまでも行けそうか、とか笑
でもそこがもし高めだったとしてもそれはそれで受け入れる。アイルランドで泊まったホテルのオーナーの旦那さんが営んでいるレストランに行った時、スペシャルじゃないけどとても良い雰囲気でお腹いっぱい食べたのは良い思い出。フィンランドではとにかくうまい日本食を求めてほぼ毎日日本食だった。もちろんスーパーで買う適当夕ごはんのときもあるけど、ファストフードは絶対選ばない!
場所を変えすぎない、長く旅をしすぎない
旅の醍醐味はいつもとは違う場所に行って、違う空気を吸って新たな発見をすること。でもその新たな発見が飽和状態になると驚きは新鮮なものでなくなってしまう。程よく切り上げて、ホームに帰る。アイルランド旅の最後の2日くらい。キリスト教建築やら国宝やらたくさんの人を存分に見た後は、アイスランドが恋しくなって最後はどうでも良くなった笑 アイスランドの土地が上空から見えたとき、空港に着陸したときはすごく心の底からホッとしたのを覚えている。
旅をするんだから何かしなきゃ、が今までの定石の考え方だったけど、そこに最近は何もしなくてもいいじゃない、が加えられて、旅がさらに自分らしくなってきたように思える。次に待っているのはラトビア&エストニア旅!存分に楽しめると良い。
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