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中途半端に韓国留学した話②

昨日の続きです。正直4~5年前の話になるため、かなり曖昧なところも多いので大雑把になってしまいますが、ご了承ください。

昨日の記事は下のリンクを参照してください。


留学決定から準備まで

1週間の韓国短期留学を決意してからは、正直あっという間であったと思う。そもそも決意するのも遅かったため、エージェント的には迷惑な客だったんだろうなー、と。笑

準備期間はおそらくギリギリ1ヵ月あったくらいだっだかな。

今回の留学プランはエージェントと留学先の大学との提携による特別プランらしく、参加者は日本人のみ。1週間で約20万程度であったが、正直1週間で語学が上達するとも思っていないし、今回は「韓国文化に触れる!現地の人と会話してみる!旅行を楽しむ!」的なモチベーションで臨もうと思っていた。


まず、初海外ということでパスポートが無かったため、その申請から始まった気がする。(パスポート作るのに期間を要するため、真っ先に作れとのエージェントからの指令があった。笑)

そして、韓国のお国事情とか、公共交通機関の乗り方、飛行機の乗り方とかがまとめられた資料が送られてきて、必要な持ち物等の準備をした。

今となっては、何回も韓国旅行経験があるから、持ち物に関してはこれがあれば余裕!みたいなルーチンのセットがあるけれど、当時は色んなサイトから情報を集めて必死で準備していた気がする。

(海外旅行のルーチンセットに関しては、また後日時間があればnoteにまとめます。)

あとは、レベルテスト?という実力がどれだけあるか確かめるテストを解いて提出したのかな。

航空券や宿泊先、留学先の大学との手続き等もろもろは、エージェントが全部やってくれてありがたかったな。(まあ高い代行費を払っているからやってもらえているんだけれど。笑)

エージェントとやりとりする中で、今回の留学プランには私と同じ歳くらいの学生もいるとのことで、留学先での出会いも楽しみに感じていた。(とか言っているが、実を言うと人見知りなのです。笑)

正直、初めての海外旅行・初めての韓国旅行ということで、かなりわくわくしていたし、準備期間があっという間に感じた。

学校の授業中もこっそり韓国語のテキスト開いて勉強していたし、かなり浮ついていたと思う。一人韓国か~~という不安なんて全く無かった気がする。


当日

当日、エージェントに予約してもらった飛行機で現地へ。もちろん一人です。笑

韓国の空港に着いたら、エージェントの韓国支社の方が待っていてくれて、そこで今回同じ1週間の短期留学プランに参加する日本人の方々と初対面。そのまま、宿泊先のレジデンスまで送ってもらった。(送迎も実はオプションサービスで有料なのでした。笑)

少々使い古されたバンに、乗り込み、約1時間半くらい?の道のりを自己紹介しながら過ごし、あっという間に打ち解けあった気がする。ほかの参加者の方、皆いい人で良かったです。本当に。笑

当日は、移動日的な感じでそのままレジデンスで休み、翌日から授業というような感じでした。


初授業

大学に到着すると、まず、校内の紹介や留学中の注意点等説明され、次にレベルテストが行われた。

「レベルテストは日本でやってきたのに!」と言いたいところであるが、日本で受けたテストは読み・書きに関して。現地でのレベルテストは、対話ができるかに関してのテストでした。個人のレベルに関しては日本で受けたペーパーテストである程度は把握されているため、それに合わせたレベルの会話がどれだけできるか?というところを見られていたと思う。

まあ、私は独学でたいして勉強もしているわけではないので2クラスある中での下のクラスになりました。納得。笑

留学先の先生も、皆優しくて、いい人たちでした。本当に今回の留学に関しては、周りの人に恵まれていたと思います。


授業内容

授業内容としては、初級の韓国語のテキストを用いて、読み・書き・対話をまんべんなくやった印象。テキストもほぼオールハングルで(初めて出てくる単語に関しては日本語・中国語でそれぞれ訳が載っている)今まで自分が勉強してきた感じと全く違くて新鮮だった。

ざっくり説明すると、

①単語の説明 ②文法の説明 ③単語と文法をつかった文章の練習 ④文章を応用して対話の練習

というような感じで、厳選された内容をこなしていく感じであった。学校側もそこまで高いレベルやレベルアップを求めていないため、ホームワーク等は無かった。(まあ1週間しかないし、詰め詰めにやっても意味ないよね。笑)

そして午前中は座学で上記のような授業、午後は異文化体験的な内容で、勉強ばかりでなく、韓国文化の面白さについて知る機会も用意されていた。

観劇や料理教室、韓服を着て記念撮影、韓国流の書道…等 1日があっという間だったし、とても幸せだった。

夕方には解散になるため、仲良くなった留学メンバーで食事に行ったりショッピングに行ったりと充実した1週間であった。

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何よりも、「生の韓国語を聞けている!!!」という感動が一番印象的だった。

韓国ドラマやK-POPで日常的に韓国語を耳にするように意識していたが、実際に韓国人と会話をするのは初めてだし、街を歩いていて聞こえる言語が外国語しかない、という現地ならではの経験がとても嬉しく感じた。


と当時に、自分の語学力の低さを目の当たりにして悲しくなった。

そもそも学校の勉強とバイトを言い訳にしていたのが悪いのだが。笑

まず、自分が話す韓国語に自信が持てなかった。独学で、テキスト上でしか学んだことが無いため、話してみて?と言われても言いたいことを言葉にできなかったのと、自分の発音が合っているかも分からなかったし。


次に来るときは絶対に今よりもレベルアップした状態で来ようと決意した瞬間でもあった。


最終日はお世話になった先生や留学メンバーたちとお食事会。1週間のお試し感満載の語学留学だったが、コースの修了証書も貰えて嬉しかった。笑

1週間という短い期間であったが、皆あっという間に打ち解けあって仲良く旅行もできて、1人で来たはずなのに全くそんな感じに思うこともなく、幸せな時間を過ごすことができた。

帰りの飛行機は留学メンバーのほとんどが航空券をエージェントに依頼していたこともあって、皆で仲良く帰国しました。


帰国後

一層「韓国語を勉強しなきゃ!」という思いが強くなり、初級のテキストを解きなおし、独学を続けた。


また、日常的に聴いていたK-POPを日本語訳することで文法や単語の理解につなげようと試みた。日本語訳に関しては、YouTubeやブログ等で紹介されているため、そこで答え合わせをするような感じ。

もともと韓国語で歌詞を暗記したりというのは無意識的にできていたため、そこに文法を単語の知識を上乗せすることで上達が早まればいいな~~と思っていた。(個人的にはコレはけっこうおすすめ。笑)


あとは、韓国ドラマをひたすら見ること。もちろん字幕で。笑

ある程度文法や表現方法の知識が付いてくると、「あ~この文はこうやって訳すんだ~~」みたいなニュアンスに気付いたり。見るのが面白くなってきた印象はあった。簡単なフレーズは復唱して練習してみたり、分かる会話に関しては自分だったら何て返答するか言葉にしてみたり。

頭の中は常に韓国語でした。


1回目の短期留学で感じたこと

想像以上に語学の壁が大きかった:言っていることの理解に至らないのはもちろん、自分が言いたいことも表現できないもどかしさがあった。特に、自分の韓国語に自信が無いため、単語が分かっていてもなかなか声に出せなかった。現地の人もこちらがネイティブでないことは分かっているため、分かる単語を並べるだけでもある程度察してくれてコミュニケーションが成立する場合があると思うが(出川イングリッシュ的な?)、当時は頑張って文章でコミュニケーションをとろうとして結局話せないという状況に陥っていた気がする。

独学の勉強方法が良くなかった:テキストをこなすだけではダメ。アウトプットしないと、いざ話せと言われたときに言葉が出てこない。独学では対話の訓練が難しいが、そこは韓国ドラマから少しでもいいから吸収しよう!というマインドに変わっていった気がする。あとは、現地に行くしかない!という謎のマインド。笑

現地に行くことで吸収できることがあることに気付けた:実際1週間滞在する中での現地の空気感、日本との違いや似ているところ等、実際に行くからこそ感じられるものはたくさんある。食事だってもちろん日本とは違うし、公共交通機関に乗っていても、街を歩いていても、僅かな違いに気付いて面白いな~と感じたり。留学中に異文化体験ができたのも大きかった気がする。普通の旅行ではこんな経験できないなーなんて後から思ったり。笑





本日はここまで。2回目の1週間の短期留学に関してはまた後日。







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