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【海外滞在記】「幸せの国」に共通していた”素朴さ”



デンマーク、スウェーデン、スイスと
海外生活を続けて来た。

この3点に共通して言えるものは、そう
「幸福度が高い国」として知名度が高い国々

デンマーク2位
スウェーデン6位
スイス8位
(World Happiness Report 2023)

3カ国に共通していた素朴さ


これら3カ国に短くて1ヶ月、
長くて1年滞在して来た私が見たものはなんだろう。

豊富な社会福祉や教育制度?
それらはもちろんだけど、
実際の生活にお邪魔したからこそ見えたもの
それが、「素朴さ」だった。


食事

例えば、毎日の食事。
実際に現地のホストファミリーと過ごして
毎食の食事のシンプルさには唖然だった。

ステック型に切られた生の人参やピーマンが乗る一皿が十分なおかずの一品になっていたり、
1日を締めくくる夕食で
シリアルとミルク、フルーツを混ぜたボウルのみが
テーブルの真ん中に置かれていたのを見た時は
今から1日が始まるような気分だった。


もちろん家庭には寄るかもしれないがぼぼ野菜中心の家庭が多く、
国をあげてオーガニックを意識していることは、スーパーの陳列棚からも十分に感じ取れた。




エンターテイメント


この3カ国に共通して言えることは
圧倒的に自然が日常生活と共存している。
フリータイムにすることは
森の中を散歩だったり、
湖で泳ぐことだったり。

そしてそこには、
誰かによって形成された遊びやルールはほとんどない。



もちろん遊園地などもあるけれど、
遊園地でさえもこじんまりと緑で溢れ
老人がのんびり散歩している姿には驚いた。



衣服


洋服が大好きな方々は例外だけど
デンマーク人に溶け込みたいと思うなら
黒か白の服を着ていたらいいと思う。本当に。笑

シンプルな格好で、汗をかかない天候であれば
ホストファミリーの服装は
それ昨日も一昨日も着てたよねって思う。


セカンドハンドショップの利用は
今っぽくてイケてる選択肢に変わってきてる。


素朴さから生まれるもの


どれも一見して、
発展していないから?
ちょっとつまらなくならない?
と思うかもしれない。

正直私が、思っていた。汗
だけどそれは、日本の“物資と発想が豊かすぎる”場所を知っているからなだけであって、

ここで生まれ暮らしている人たちは
人間という動物らしさ溢れる生き方で、
シンプルに、かつ創造性豊かに生きている
ように見え
人として、十分に眩しかった。


自分で、選ぶ豊かさ



豊かさとは色んな視点から言うことができるものだと思うけれど、
生きていく上で、どちらが良いと
誰かが決めつけられるものではない。

自分が心地よいと感じる場所や生き方を
選べばいいんだと思う。
それこそが豊かなんだと
、そう思う。

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