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語学学校2週目に思うこと-【ドイツ語奮闘中】

Grüß Gott !

お元気ですか?
Wie geht es Ihnen?


オーストリアのここ地方都市は、先週末からのハッピーな4連休が終わり、どことなく気分が乗らない、そんな今週が終わりお待ちかねの週末です。
(この記事を書き始めたのは金曜日なのにいつの間にかもう日曜日)


前回、語学学校にアゲインしているという話を書いた。

今日もそれ関連の話。


同じくドイツ語と戦っている皆様、


お疲れ様です。

ともに頑張りましょう。


我々、日本人。

なぜにこんなに外国語習得が大変なのであろうか。


同じくA1を通ってきたはずの、現在のクラスメイトたち。
まー、よくできる人たちなのだ。

語学学校に通ってきた人ならきっと誰もが思う。


なぜ同じクラスなのにこんなに喋れるの?みなさん!


疑問でしかない。

いやもちろん大部分の日本人の方は真面目に勉強し海外渡航しているのであって、私のような勉強嫌い、語学苦手意識300%の人間はごく少数であることは十分に理解している。

海外に出るのだって、おそらくかなりの志の高い方達ばかりだと想像する。
己のように、外の空気を吸いたいから、などという理由で、定職を捨て海外に出ていく人間は控えめに言っても、正気の沙汰ではないと思われるのは十分に理解する。


今でも時々言われる、色々捨てて海外でられるなんてすごい!
と。
私ならできないなぁ・・・
と。
そりゃそうだ。毎月安定したお給料を捨ててニートになる選択、そうそうやるものではない。別にすごくはないのだ。
ただ単に後先をあまり考えなければ、だれでもできる。
(おすすめはしないが、私は全く後悔していない)



さて、今通っているコースはA2.1なのだが(下から3つめ)

(インターネットの海には基本的にB1以上の猛者がたくさんいる。A2をデカデカと公言するのはかなり少数であろう。)
さらにお伝えしておくと、知識だけはぎりぎりA1、Sprechenに至っては、A0くらいの勢いである。(これでも買い物などはほぼ問題なくできるので、生活は送れる)
国際基準表にA0はあるが出会ったことがないのでどんなレベルなのだろうか・・・少し気になる。


このクラスはみんなのレベルが高い。

普通にそこそこ話せる。
それには理由があって、滞在期間がたいてい1年以上で、おそらくビザ更新のためにA2の試験合格が必要で受けているという人が多いようだ。
ご結婚されている方が多い。
お子様もいて、世間話はなんとなくできるけれど、試験のために文法知識が必要なので通っているというところだろうか。
中にはこちらに住んで6年の方も!(ベテラン!)
あとは、学生(若いということで脳みその回転が早いと思われる)


そこへ、ロングバケーション中の日本人が1人。

何してるの?的感じである。

己のドイツ語学習はほぼ趣味の域なのだが、本当に何やってんだろ感が強い。


A1には趣味で学んでいるリタイア済みのイタリア人のイケおじがいたのだが、A2になるとそういう人は皆無である。

皆、

何かの目的がある。


失業中、進学のため、滞在許可証のため・・・


もちろん、私とて目標がないわけではないのだ。

「ドイツ語、話せたらいいな☆」

うん、これも立派な目標だ。
と、思っている。

が、まあ切羽詰まっていないのは認める。


そんなのほほんとしている我ではあるが、
なんとなくのらりくらりと毎日授業を受け、苦しみ生きている。

ときどき、
「何やってんの?」

と猛烈な自問自答があるが、英語よりははるかに興味を持てるドイツ語を学ぶことは、大まかに言って、「苦」ではない。
話せないことに対して「苦しく」はあるし、己の脳みその吸収の悪さに頭痛がする時もあるのだが、たまに楽しい時もある。

読める文字が増えた時、何か言われて理解できた時、
そういうときは喜びがある。
そういう喜びを少しずつ感じ、今日までなぜかドイツ語を学んでいる。


まだまだ自分は、ドイツ語、生後3ヶ月なのだ。


授業でわからなかろうが、
相手に険しい顔を向けられようが、
ため息をつかれようが、
学ぶために学校があるし、
わからないから語学学校に通うのだ。

どーーーーーーーん

縮こまりたくなる時もあるけれど、
そういう時こそ、
「わからない、できないから学校に通っているんだが?」
という気持ちを強く持ち

欧州各国で育った人のようにスタンダードがアルファベットではない国の我々日本人にとっては、文字を見るだけで3倍は難しいのだよ?

海の外に出なくとも自国でそこそこ経済を回していけていたゆえに、疎かな外国語教育の上に育ってきた我々、

それを嘆いても仕方なく、
できなくて当たり前だし、
過去に目を向けても仕方がないのだ。

前だけ見て、
いつの日か日常の会話をできる日を見つめる。

語学学習の先の未来を見つめることは非常に大事だと感じる。


一生かかる語学の道。

それを何度も思い直し、己を励まし、
焦らず、
ぼちぼち
そして開き直りながら(重要)
明日からの3週目を迎えることとする。


そんなこんなで、同じく外国語に苦しんでいるみなさん、
今日も共に頑張りましょう。

まだ見ぬ、未来を見て。



今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

寒さと乾燥の季節、ご自愛ください。

Vielen Dank!


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