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早起きの効能

私は昼から短時間の仕事をしている。
そのため、仕事の1時間前に起きる。

ねこさまが糖尿病になってから、早朝に起きて注射をして
昼まで二度寝をするという生活になっていた。

最初の間は注射に対する緊張感、ねこさまの状態への心配などで
結構張り詰めていて、普通にこなせていたけれど1年経って気づいた。

「二度寝から起きるのが、異常なくらいにしんどい」

そのまま起きていると仕事までの時間がそこそこあるため、ちょうど眠くなってしまう。
だからといって朝からやることもないし、仕事の前に何もしたくない…。

しかし最近、資格のための勉強をはじめた。
仕事のある日は勉強ができないことがすこしもどかしいくらいに楽しくなってきた。
放送大学の授業をとりながら資格勉強をするとなると、
そこそこの時間をコンスタントに確保したいという気持ちがわいてきた。

「よし、朝、起きよう。」

注射の時間を調整して、出勤3時間前には起きるように設定。
起きたら注射をして、温かい飲み物と軽食を摂り、小一時間勉強ができるようになった。

出勤中少し眠いのが難点だけど、睡眠時間が減っている割にはつらくない。
早めに寝ているから、だらだら眠らなくてもよいのだろうか?

昼まで寝ているときは、生活が「仕事・家事・寝る」しか感じられず、非常に窮屈な気分だった。
朝の数時間があることで、「自由時間・準備・仕事・家事・空き時間・寝る」という体感になっている。

1日が長く余裕があることで、全体として仕事の時間が薄まっているのか、ストレスが受け流しやすい。
もちろん、勉強で新しいことを浴びながら試行錯誤を続けているため、ストレス耐性も上がっている。

やればできることのハードルが静かに下がっていく。
大きな壁に感じたものが、少し歩くと回り込めると気付ける余裕。

たった一週間でも、これに気付いてしまっては、もう早起きをやめられない。
どうやって続けていくか、週末の夜ふかしからの立て直し方など、試行錯誤していきたい。

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